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忘れえぬロシア展

f0053506_23505493.jpg4月から開催される展覧会で、行くことを決めているもの(前売りを買ったので)があります。「忘れえぬロシア展」19−20世紀にかけて収集したという国立トレチャコフ美術館のコレクションです。
「忘れえぬ」とは一体何を意味しているのか。

クリミア戦争の敗北から農奴制廃止を経て、巨大な帝国は社会主義革命を前に静かに沈没していく運命であった19世紀後半のロシア。社会が混乱しているなか、文化的には活気溢れる時代であった。そんな中で知識人たちは、民衆と祖国を意識して、社会の真実を探求しようとしたという。

ロシア美術の中心となっていたのが、リアリズム。写実主義という美術の方向性にあって社会のなかに生きる人々の小さな幸せの中の美しさを描き出そうとした。リアリズムは、19世紀から20世紀初頭のロシア美術を理解するキーワードということです。
(HP参照)

ロシア絵画は、一度見に行ったことを記憶していますが、画面が暗い印象がありました。確かな記憶ではないのですが、この暗い印象は、当時の社会性が強く出ていたのでしょう。あまりロシア美術のことは詳しく分からないのでこれを機に、少し頭に入れておこうかな。

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by sora_atmosphere | 2009-03-29 00:14 | 展覧会/Exhibition

岡本太郎記念館

青山に行ったのは、現在、岡本太郎記念館で開催中の『明日への神話』40年の軌跡を見に行ったためでした。

岡本太郎記念館は、1996年に亡くなる前まではアトリエ兼住居だった場所で、今でもたくさんの書籍やキャンバスなどが置かれてあり、生活の匂いというのを感じさせられる場所です。
展示室内ではないアトリエの方(キャンバスとか並んでいる場所)も入れるのですが、入り口に入った時にファッと何かを感じました。結構私はこういうのを感じやすくて、嫌な空気ではなく優しい何かに包まれるような感触です。今では2人の写真が遺影として置かれていました。

展示は、修復の作業から、『明日への神話』を渋谷に設置するまでの作業をを映像で流していました。たくさんの人が関わる状況で、一つのプロジェクトを作り上げるエネルギーというのを感じました。

記念館(アトリエ)は、閑静な環境でまるで都会とは思えないようなゆっくりとした時間が流れるような場所でした。晴れていたこともあり、庭でオブジェを眺めながら、幸福な気分になりました。散歩がてらには適した所だと思います。最近出かける時に、コンパクトカメラを持っていくのを忘れてしまうので、携帯から撮った写真です。


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by sora_atmosphere | 2009-03-22 13:40 | 展覧会/Exhibition

セント・ラファエル礼拝堂

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決して英国に来たわけではありません。
那須にある教会です。

1800年代から1900年代のイギリス、アメリカ、ドイツなどのステンドグラスが展示されています。見せるための展示ではなくて、建物に実用的に使われています。イギリスの工房で当時に作られたもので、アンティークです。美術館で鑑賞する作品が間近に見ることができます。

セント・ラファエル礼拝堂には、18世紀のイギリスで作られたパイプオルガンがあります。教会で使われていたというアンティークです。挙式を挙げていたので音色を聞くことが出来ました。礼拝堂のバラ窓も綺麗でした。

ウィリアム・モリスが制作した<TWO エンジェル>というステンドグラスも見ることが出来ます。



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by sora_atmosphere | 2009-03-10 22:32 | 旅/Travel

ルーヴル美術館展ー17世紀ヨーロッパ絵画ー

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ヨハネス・フェルメール 《レースを編む女》 1669年—1670年頃


フェルメールの名作<レースを編む女>をはじめ、レンブランド、ルーベンス、ラ・トゥールなど、日本初公開作品約60点を含む71点の傑作が集結。これぞルーヴル、これぞヨーロッパ絵画の王道。


このキャッチコピー、力が入っているなあ。
と、感心をしている場合ではないのですが、今年もルーヴルの作品が日本にやってきています。世界遺産に推薦されているこの美術館で開催中のようです。

今月の25日から、国立新美術館にもルーヴル美術館展が行われるようですが。
どちらかというと、私はこの企画展が気になるかなあ。
「アーティスト・ファイル2009ー現代の作家たち」

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by sora_atmosphere | 2009-03-04 23:20 | 展覧会/Exhibition

岡本太郎『太陽の塔』

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ふと、思い出された岡本太郎が製作したモニュメント『太陽の塔』。
この彫刻作品は、現代に何を伝えようとしているのだろうか。

『太陽の塔』は、現在も大阪の万国記念公園に残されている。
1970年の日本万国博覧会(EXPO'70 大阪万博)で、テーマ館のシンボルとして立てられた。岡本太郎のパヴリックな彫刻作品。
万国博覧会は、バブル時代絶頂期、産業の発達した時代の象徴というイメージがある。この時代は私が生まれる前なのでどのような賑わいがあったのか分からないけれど、万国博覧会というと、その後開催された万国博(つくば)には行った記憶があるので、そういった印象かなと想像できる。
当時は、テーマ館として、内部も入れるようになっていたようである。『生命の樹』という胎内を思わせるように、壁面などが赤く塗られた呪術的な地下空間を思わせるようなものであったようだ(2010年に、また内部の見学が出来るようですが)。

「私の作ったものは、およそモダニズムとは違う。気どった西欧的なかっこよさや、その逆の効果をねらった日本調の気分、ともども蹴とばして、ぽーんと、原始と現代を直結させたような、ベラボーの神像をぶっ立てた」

万博のテーマである「人類の進歩と調和」rとは、反博して作ったといわれる「太陽の塔」。この、ベラボーなものとして、塚原史(「人間はなぜ非人間的になれるのか」)の解釈では、「首を切断された太陽の塔」とあった。確かに写真で見る限りでは、お面のように違う素材で貼付けられた顔からの胴体は切断したような感じである。「明日の神話」で原爆を受ける人物もそうだけれど、象徴される像は儚くも悲しく私には映る。

いけにえを捧げるかわりに、新しい生命である太陽を産み出そうとする祭りの儀式。それが、万博に集う群衆の群れと同化させている。
確かに、今公開されている話題映画の象徴にも、「祭り」というイメージで取り扱われている。
そう思うと、原始から受け継がれる生命の「祭り」という人間の本質的な象徴を表してるのかもしれない。岡本太郎の作品の意味を知ると、どこか切なくなる。岡本太郎は、覚悟を決めて岡本太郎になったという。その作品の全てを人生をかけて、時代と自己の心的な葛藤に反映させて作り上げていったのかもしれない。


参考文献、参考URL

塚原史『人間はなぜ非人間的になれるのか』ちくま新書、2000年
岡本太郎記念館 http://www.taro-okamoto.or.jp/


岡本太郎記念館で開催中の『明日の神話』40年の軌跡展に会期中、足を運べたらと思います。ちょっと最近気になっています。

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by sora_atmosphere | 2009-02-28 14:40 | 展覧会/Exhibition

気になる展覧会

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先日のアーツ&クラフツからの流れなのですが、現在宇都宮美術館で開催されているバウハウス・デッサウ展。これは、東京で開催された巡回でしょうか。
東京で開催されていたときは、あまり気にならなかったのですが、いまになり関心を持っています。

バウハウスというと、ヒットラーに閉鎖させられてしまったという苦い記憶を連想してしまいます。バウハウスを閉鎖させて、「退廃芸術」という病的な芸術を蔓延させたことにも良い印象はありません。

過去の2つの大きな世界戦争が、芸術の価値を変えてしまったという歴史が感じられますが、やはりどの国に対しても、もっといい面を見ていきたいものです。

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by sora_atmosphere | 2009-02-02 21:43 | 展覧会/Exhibition

生活と芸術ーアーツ&クラフツ展

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現在、東京都美術館で開催中の「生活と芸術ーアーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで」の展覧会に24日の初日に行ってきました。来週デザイン論の試験があるので、初日に早速行ってしまいました。

「日用品雑器に美を見いだすこと」というモリスの思想と、ジョン・ラスキンの理念は、今日まで世界に多大な影響を残してきたのですが、何よりモリスのパターンデザインは、生き生きとしていて自然と人間とを共存させた生活のなかに息づいています。産業革命の英国に、手仕事の楽しさを伝え、技法や表現を身に付けていった技術者が多く生み出していったようです。

展示室は上流階級の匂いが漂っていましたが、椅子のデザインはゴシックの本質を貫いたデザインで、特に脚の部分はどれも非常にユニークな形をしていました。実用的ではないので、博覧会に出展するために制作されたものだと思いますが、こんなデザインの椅子が部屋にあったら日常を楽しめそうなデザインでした。

後、モリスのタペストリーは伝統手法で織られたもののようですが、モチーフであるアカンサスの葉と組み合わせている動物と鳥もデザインに重厚感を感じて強い物語性を感じました。<森>という作品は良かったです。

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ウィリアム・モリス、ジョン・ヘンリー・ダール、フィリップ・ウェッブ
タペストリー「森」1887年 ヴィクトリア&アルバート美術館蔵


初日ということで、ヴィクトリア&アルバート美術館の学芸員のルパート・フォクナー氏の講演会が催されていたので参加しました。「三国荘の再発見」
三国荘とは、昭和初期に中流階級の新しい生活様式を提示した建物で、その内装は先にイギリスのヴィクトリア&アルバート美術館で展覧会が行われて高い評価を得ているようです。イギリスのアーツ&クラフツ運動に影響を受けています。

4月5日まで開催されています。

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by sora_atmosphere | 2009-01-31 22:23 | 展覧会/Exhibition

国立西洋美術館、世界遺産目指して

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(C)geijyutu shincyo

先日「西洋美術館本館の建築は世界遺産に推薦されている」と書きましたが、現在発売中の芸術新潮でも取り上げられていました。
「なるか、世界遺産 国立西洋美術館のすべて」

国立西洋美術館本館は、日本で唯一フランスの建築家、ル・コルビジェが設計した建物で、設立してから50年になるそうです。西洋美術館には時々企画展を見に行くので、世界遺産に認定されたら嬉しいことだなと感じています。

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by sora_atmosphere | 2009-01-27 23:08 | ニュース/News

グーグル・アースでプラド美術館の名画を鑑賞

f0053506_22161010.jpg今日から、インターネットで見つけた関心を持った記事も時々ブログに書こうと思います。

記念すべき(?)第一回目は、スペインにある200年の歴史を誇るプラド美術館の名画が、グーグル・アースでを使って超高解像度で閲覧できるというもの。

絵画や工芸など細部を見るときは、単眼鏡という虫眼鏡を利用されていますが、キャンバスの表面を至近距離で見ることが出来るのだとか。

「本物を見る」という感覚では、やはり実物を見るに足らないところはあると思いますが、「人間の目だけでは分からない部分も見ることが可能」だというハイテクの進化は、研究者にとっては有り難いものかもしれません。

ただし、グーグル・アースはダウンロードが必要。



この記事があるサイト↓
グーグル・アース高解像度画像でプラド美術館名画の鑑賞が可能に


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by sora_atmosphere | 2009-01-15 22:34 | ニュース/News

1月半ばから開催される展覧会

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〈地名論〉より 淀橋 1997/東京造形大学蔵 © Y.TAKANASHI

 今年は初っ端から写真展を精力的に見に行こうなどという感じですが、偶然見たい展覧会があるから、というのがやはりあるからでしょうか。

『高梨豊 光のフィールドノート』東京国立近代美術館で開催されるようですが、これをまず見たいです。
 高梨豊の写真は、以前写真美術館の図書室で半年位働いていた時、写真集をよく見ていました。写真で気になるのは、光のコントラスト。上の写真もそうですが、駅に張られていたポスターの写真はとても気になりました。「都市」主題に取り込んでいるとありますが、私が見た写真集は、都市ではなかったような気がします。きちんと見たことがないので行きたいです。それに、同時に開催されている「コラージュー切断と構築による創造展」これが見たいかな。

 『生活と美術ーアーツ&クラフツ展 ウイリアム・モリスから民芸まで』同じ時期に、東京都美術館で開催されるのですが、これがタイミングがいい。ちょうどいま履修している意匠学の試験勉強のために見に行こうと思っているのですが、勉強したことは、何事も私はきちんと本物を見たいので本当にいいタイミングです。ウイリアム・モリスとアーツ&クラフツ運動。生活のなかの芸術の発展は、やはりここからでしょうか。レポートは、私の興味の対象、教会の建築についてを書いてしまいましたが。

 今年始めに見に行った、現代美術館の展覧会のことは週末に書きたいと思います。

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by sora_atmosphere | 2009-01-07 23:29 | 展覧会/Exhibition