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ライカギャラリー

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(C)Koichi inakoshi

ライカギャラリーは、日本(東京)の他に、フランクフルト、イスタンブール、ニューヨーク、ザルツブルグ、ソルムス、ウィーンにあります。2003年にはチェコ(プラハ)にあったのですが、2年後当時の場所を思い出しながら辿り着いたら他の店舗に変わっていました。店員さんに聞くと無くなってしまったということで残念だったことが記憶に残っています。

東京のフォトサロンで開催中の展覧会は、写真家・稲越功一による「芭蕉景」

私が最後に稲越氏とお会いしたのは、昨年の8月。中国の写真展のご案内のお便りを頂きました。ちょうど、ポーランドに行く前に稲越氏の事務所に訪れて、写真を勉強させてもらいたいとお願いをしました。良い返事をもらえなかったけれど、私が帰国したことを知らせるとお便りをくれたのです。一人きりで、本当に写真を撮ってくると思わなかったようで、周りのスタッフに「この子は一人で全部やっちゃうんだよ」とテンション高く話されて恥ずかしい思いをしたことが忘れられません。

先月、氏が急死されてことを知りました。正直とてもびっくりし、あのとき言葉を濁らせていたことの意味が分かったような気がしました。そんなことも知らずに、ちょっと生意気だった私を思い出すともう少し正直になればよかったなと思いました。

あのとき頂いた、フランスで出版された写真集は宝物のように大切にします。
最近なぜかふと、その写真集が見たくなって眺めていたことが不思議です。

ご冥福をお祈りいたします。

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by sora_atmosphere | 2009-03-28 21:59 | 展覧会/Exhibition

祈りの道 サンティアゴ巡礼の道と熊野古道

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3月15日(日)まで、相田みつを美術館で国際観光共同プロモーション事業の一環として、同時開催されている「祈りの道ールイス・オカニャ&六田知弘写真展」に行ってきました。

世界遺産 サンティアゴ巡礼の道を撮影した写真家六田知弘氏の写真は、割とファインアートに近い感じでした。遠近で撮影した写真も印象的でしたが、私が気になったのは聖堂などの彫刻の写真。光を綺麗に取り込んでいて、その像が優しく、暗闇のなかに造形が浮かび上がっているような感じでした。
サンティアゴ巡礼の道は、フランスの4都市(パリ,ウェズレー,ル・ピュイ,アルル)から、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ(大聖堂が最終地)まで巡礼するルートがあって、聖ヤコブの墓が発見されてという伝説が残り、この巡礼の道が誕生したそうです。「巡礼」と名付けたのは、詩人ダンテといわれています。

世界遺産 熊野古道を撮影した写真家ルイス・オカニャ氏は、広告写真家であって、建築物や風景、神社の彫刻においても、割と堅いプリントでカチッとした印象がある写真でした。
熊野三山は私も訪れたことがありますが、主要となる熊野那智大社、熊野速玉大社、熊野本宮大社に訪れていたので驚きです。特別短期間で調べた割には、行けたことがお見事だなと我ながらに思っています。

日本とスペインだと、「巡礼」と呼ばれる霊場の価値観というか、そういうものがやはり違うなと感じるのは、「自分自信を見つめ直す」という目的は似通っていても、紀伊山地は、自然を崇拝する日本人の考え方があるし、サンティアゴは、神に近付くとか、身を浄める、邪念を払うという思いがあったりとか、そういう「神」に対しての違いを考えさせられます。

やはり特別な場所であるということは、崇高なる精神がそこに宿っているからだと思います。そういう地理関係や宗教、文化の違いを通して共鳴する交流は大切なことだと感じますし、どの国にも一つになる精神があるということは人間本来の姿であることだと感じています。

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国際フォーラムに訪れるものも久しぶりでしたが、最近の建築は光がたくさん入るので大好きな空間です。

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by sora_atmosphere | 2009-02-22 22:49 | 展覧会/Exhibition

対談 高梨豊×田中純

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<都市へ>より 東京国立近代美術館蔵 (C)Y.TAKANASHI


更新するのがすっかり遅くなってしまったのですが(体調不良により)、先日行った写真家と大学院准教授の対談の話から、東京国立近代美術館で開催中の「高梨豊 光のフィールドノート」展のことを書きたいと思います。

高梨豊氏は、主に東京(都市)を中心に撮っている写真家で、戦中での疎開生活などを体験していることもあり、都市が発展していくまでの変化や方法論を写真という表現を使い探求を続けています。何年かごとにシリーズで撮られていることが多く、展示もこのシリーズごとに展示されています。

対談では、1966年頃に撮影された「東京人」から、「東京人1978-1983」の話から始まりました。この話の中で、始めに撮影された「東京人」のときに比べると、その後の「東京人」は光がフラットになってしまったと話されていました。それは、都市の姿がすっかり変わり、人間の内面にも影りが見えるということからそのようにいっていました。恐らく、都市の発展とともに、人間性がどんどん失われていくような実感だったのでしょうか。

都市のテーマとは一転して撮られた「初國」は、日本各地の「神さびた土地」神話にゆかりのある地や、古くから信仰を残す土地などに訪問して撮られた作品ですが、この作品は撮りながら方向性を考えていたという作品です。

私が高梨豊氏の写真を初めて見て印象づけられたのが、「都市へ」という作品でした。プロヴォーヴの時代に撮られたもので、「風景」が中心です。この「都市へ」の印象が強くて、はっきりと写真家の作風を認識していませんでしたが、私にとってはこのシリーズが特別興味深く写りました。偶像的、神秘的な作風というものに惹かれてしまう影響もあるからかもしれませんが。

対談のなかでは、「地名論」を巡って白熱した話が繰り広げられましたが、私のなかでは、この作品のシリーズ(全て組写真で構成されていましたが)は、<面>から<点>への視点のシフトしているということで、人物を遠近で撮っているので人物を点としてとらえていると、このように解釈をしました。ただ写真の哲学の難しさというのがやはり感じられます。写真は複雑な個人論が出れば出るほど、人には伝わにくいというものになってしまいます。話を聞いて「なるほど」と思いましたが、それを「方法論」という形で理解をさせようとすればするほど、専門家にとってみると「理解に苦しい」というようなものになるのでしょう。なかなか写真も複雑なものです。

写真のプリントのディティールはとても綺麗です。カラーも独特で展覧会は見応えがありました。

田中純オフィシャルサイト
高梨豊 fotonama


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by sora_atmosphere | 2009-02-12 23:48 | 展覧会/Exhibition

相田みつを美術館で開催中の写真展

相田みつを美術館というと、当時まだ銀座にあったころ、一度訪れたことが記憶に残っています。ここで現在開催されている写真展「祈りの道-ルイス・オカニャ&六田知弘写真展-」が気になります。
スペインの写真家が熊野を撮り、日本の写真家がサンティアゴを撮ったという写真展。

巡礼ではなくて、巡礼のような心だくみで、聖地の熊野古道の一部をカメラを担いで歩いたことがある私なだけに、熊野はなんだか特別な存在の場所です。その時撮影した写真をわずかにここに載せていますが。

私事ですが今日、2008年度最後の単位習得試験が終わり(大いに悔いが残り)これで後は来月出願書が無事に届くことを祈るばかりです。聖地で祈りたいぐらいな心持ちで。

先日、高梨豊の写真展と講演会に行ったときの記述は、また後日に書こうと思います。
なんと、プロヴォーグのメンバーである中平卓馬氏をお見受けしたので驚きを隠せませんでしたが。講演会は、満席でいい話がたくさん聞けました。ちょっとしばらく写真に関する記述が続きますね。また次回に。

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by sora_atmosphere | 2009-02-08 23:55 | 展覧会/Exhibition

ランドスケープ 柴田敏雄展

f0053506_23274177.gif東京都写真美術館で開催中の「ランドスケープ 柴田敏雄展」に行きました。現在、写美で開催中のチケットを当時の同僚に頂いたので、本当に有難う。残りの展覧会は後ほど行きます。


柴田敏雄氏は、ジャスパー・ジョーンズやアンディー・ウォーホルといったアーティストのシルクスクリーンに大きな影響を受けていて、8×10(エイトバイテン)の大型カメラを使用して、ダイナミックな写真(主にダム)を撮る写真家です。

なかでも、私がとても引かれたのが上の写真(実物は、914×1143mmで展示されています)。上から見たダムですが、全然違うものに見えます。
まるで、地平線に流れる雲を見るようです。
これはアメリカで撮られた写真で(展示では日本で撮られたものが多い)、3点並んで展示してありましたが、この3点だけ特別なものに見えます。他の作品に比べて、芸術的に撮られているからです。違うサイトのインタビューで見ると、「気候や自然環境の違いから今までとは違った新しい撮影方法を模索した」と書かれてありました。そこには、「表層を流れる水だけを表現した」ということをいっています。建造物の違いや環境から生み出されるものというのは、やはり新たな表現というのは必要だなと感じます。この作品から、柴田敏雄氏の言う、「シルクスクリーン技法で定着させたイメージの象徴」が写し出されたのではないかと思います。

またモノクロとカラーとでも全く違う意識で撮っているという印象がしました。
モノクロは、建物のような素材の造形が強調されています。鉄筋ではないのに、あたかも鉄筋の建物を写しているような感じです。その違いというのが、とても印象深く、素材や作家本人の意志の重要性をとても感じました。

作家にとって、素材や対象物、そして意識はどうあるべきか。
最近とてもよく考えることですが、柴田敏雄の作品を見て、さらに強く強く考えさせられました。
私の場合は、やはり精神性や内なるものということに非常に感心を持っているのですが、やはり目に見えないものを撮る(怖い意味ではなく、心情とか現実では見えない精神の問題)という意識は誰をも持ち合わせるものだと思います。
でも、エイトバイテンやビューカメラはやはり憧れてしまいます。

柴田敏雄オフィシャルサイト

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by sora_atmosphere | 2009-02-08 00:01 | 展覧会/Exhibition

森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ写真展ー共鳴する静かな眼差し

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f0053506_2274297.jpg今年初、2日に行った写真展『森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ写真展 共鳴する静かな眼差し』について書きたいと思います。

 この展覧会は、ブラジルへの移民100周年を記念する「日本ブラジル交流年」関連事業の一環として、ブラジルと日本の交流のために開催されたようです。互いに、他国に行き撮影をしているその様子も、最後に上映室で見れるようになっています。

 森山さんの写真展は必ず訪れます。やはり、私が写真に興味を持ち続けようと決心したのが、5年前くらいに森山氏の書籍「犬の記憶」との出会いがあるからです。私はスナップのスタイルをやめてしまったので(旅では撮るときもあるけれどあまりそのスタイルで撮ることを将来的には目指していない)、そこから何かを学ぶという考え方はしないかなと思います。初めからしていなくて、写真が魅力的だから見ていたのですが。

 ミゲル・リオ=ブランコの写真は、日本のノスタルジーをその視点や色で表現していました。コラージュのようにレイアウトしていて、そのレイアウトが良かったなあと感じました。トラックの写真が、印象深かったです。生きているという感じがしました。ブルースに載せて映し出している映像が、なんとも魅力的でした。写真を志しておきながらこんな感想ですが。森山さんの写真は理屈では語れないというのがあります。色々な場所で話を聞いていても、理屈でも理論でもない。あるのはその写真を撮った断片が存在するだけという印象を受けます。感性で撮られているからだと思います。私は写真を焼き込んでいるところが好きです。闇と光の関係が強く出ているのがやはりいいです。闇がなければ写真は撮れないし、光がなくても難しいし。そういう関係を考えることが写真においては大事だと思っています。

 ミゲル・リオ=ブランコは、現在マグナムフォトの特派員で、60年代後半からドキュメンタリーの制作を開始しています。写真だけではなく、映像や絵画やサウンドを用いた作品を発表しているということです。こういう写真をみると、やはりカラーの魅力に引き付けられてしまいます。ドキュメントはやはり精神性を見てしまうので、作家の心の有り様とか、理論よりもそういうことが大事なことだと思います。考えるより、感じること。写真が増々好きになりました。さあまた本腰入れて頑張らないと。といっても全然発表をしていないけれど。

 展覧会は明日までです。

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by sora_atmosphere | 2009-01-11 22:50 | 展覧会/Exhibition

1月半ばから開催される展覧会

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〈地名論〉より 淀橋 1997/東京造形大学蔵 © Y.TAKANASHI

 今年は初っ端から写真展を精力的に見に行こうなどという感じですが、偶然見たい展覧会があるから、というのがやはりあるからでしょうか。

『高梨豊 光のフィールドノート』東京国立近代美術館で開催されるようですが、これをまず見たいです。
 高梨豊の写真は、以前写真美術館の図書室で半年位働いていた時、写真集をよく見ていました。写真で気になるのは、光のコントラスト。上の写真もそうですが、駅に張られていたポスターの写真はとても気になりました。「都市」主題に取り込んでいるとありますが、私が見た写真集は、都市ではなかったような気がします。きちんと見たことがないので行きたいです。それに、同時に開催されている「コラージュー切断と構築による創造展」これが見たいかな。

 『生活と美術ーアーツ&クラフツ展 ウイリアム・モリスから民芸まで』同じ時期に、東京都美術館で開催されるのですが、これがタイミングがいい。ちょうどいま履修している意匠学の試験勉強のために見に行こうと思っているのですが、勉強したことは、何事も私はきちんと本物を見たいので本当にいいタイミングです。ウイリアム・モリスとアーツ&クラフツ運動。生活のなかの芸術の発展は、やはりここからでしょうか。レポートは、私の興味の対象、教会の建築についてを書いてしまいましたが。

 今年始めに見に行った、現代美術館の展覧会のことは週末に書きたいと思います。

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by sora_atmosphere | 2009-01-07 23:29 | 展覧会/Exhibition

石内都展 ひろしま/ヨコスカ

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 今年最後に鑑賞した展覧会は、石内都展 ひろしま/ヨコスカでした。今月の初めに、石内都の話し、石内都と話すに参加して、作家本人と一緒に展示室を回りながら作品の話を聞いたり、作家本人の話を聞いたり、というイベントに参加をしたのですが、本人不在で作品を見るのはこの日が初めてです。

 あのときはゆっくり見れなかった「連夜の街」のシリーズと、ビデオインスタレーションをじっくり見ながら、あの日の話のことを思い出したりしていました。まるで何かに仕返しをするように撮ったという「連夜〜」のシリーズは何か引っかかるものがありました。その日、図書館にいったついでに写真集を借りて写真を見ながら本人の解説を読むと、「旧赤線跡」といわれた街を歩いてと書いてありました。赤線といわれている街は"売春婦が住んでいた街"だそうです。他者の解説では、"アパートが生きもののようになりかかっている"と書かれてありました。

 なぜ気になったのか、という話に戻りますが、私がチェコのトシェビーチで、ゲットーを歩いて撮った目線と似たものを感じたからだと思います。ただ、私は何を感じたかというと(自分が撮ったチェコの写真に対して)、あの時は、不在の住民ということを意識して撮っていたのです。今はユダヤ人はいないけれど、どこかでユダヤ人を探している自分がそこにいたという感情です。そう思うと、石内都さんが撮った"赤線"と呼ばれた街を撮った感情とは違ってきます。けれど、石内さんもきっと今は不在の住民を探していたのではないだろうかと考えると、気持ちが同感できるような気がします。この街は現在は存在しない(取り壊されてしまって)というようなことが書かれてありましたが、この「今は存在しない」というものに対しての思い入れというのは、私も同じように同感できるのかもしれないという意味です。ちなみに、"赤線"というのは通常の地名ではなく、読み書きはしないそうです。

 残り少なくなった今年に、写真についてさらに思いを深める石内都展でした。

※写真はアオギリという木で、広島では被爆した木として知られています。目黒区美術館に行く途中にあります。

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by sora_atmosphere | 2008-12-28 22:06 | 展覧会/Exhibition

これから行く予定の展覧会

 わざわざこちらに載せるのも、最近はどうかなと考えているのですが、更新できる時にしておこうということで気になる展覧会を。




f0053506_22542633.gif森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ写真展
ブラジル移民100周年を記念する「日本ブラジル交流年」の関連の一環として行われているようです。迫力ある展示の仕方が見たいと思っています。




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セカンドネイチャー展

これはちょっと気になっているのです。恐らく近々行くかも、というよりレポート書く前に行きたいところ。



















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by sora_atmosphere | 2008-12-14 23:05 | 展覧会/Exhibition

石内都の話し 石内都と話す

f0053506_2312563.jpg今年の夏に、広島で、写真家・石内都の「ひろしま」展が開催されましたが、その作品が東京に来ました。来年1月まで、目黒美術館で「ひろしま/ヨコスカ」展という形で開催されています。

その関連イベントとして、作家本人による作品を鑑賞しながらの説明と、座談会に参加してきました。私は、石内さん本人にお会いするのは初めてです。「Scars」から作品を興味深く観ていて、写真美術館で開催された「Mother's」は観ていましたが、今回は、新作の「ひろしま」を楽しみにしていました。

作品を作られたときの状況や、展示の材料まで、色々な話を聞きながら観ていたのですが、私はこのとき初めて展示室に入ったので、その雰囲気を味わったりしていたので、聞いたことの半分くらいが宙に浮いたような感じでした。そうです、感激してちょっとボーっとしてしまっていたのです。石内さんは凄く素敵な人で、それでいて、男性のようにサバサバしています。カッコイイのです。

参加者は、わりと女性も多くて(同年代くらいの)安心しました。プリントが凄く綺麗でした。特に、爪や指などの身体を撮った作品は、うっとりするぐらいに。かなり焼き込んでいるようなのですが(白が出ているのが嫌いみたいで)、その焼き込み具合が綺麗。私も自分の作品を焼くときは、作品によっては焼き込むことが多いのです。この調子を出すのは非常に難しい。勿論、作品のレベルは全然違いますが。全紙ぐらいまでは自分の自宅で製作しているということです。撮ることより、プリントすることを大事にしている方なので。私は、大四ツまでしか自宅では出来ないのでそれ以上の大きさを自分で焼いたことはありません。。ラボでお手伝いをしたことはありますが、自分の作品をロール紙では焼いたことがありません。

お話は、かなり個人的な話もされていました。多分、あまり人には話せないことがあるのだと思います。話せないから作品を作る。そういうところは同じような気がします。おそらく作家は、人に言えないことが多くて、だからこそ作品で表現すると思うのです(ちなみに話せないというのは自分が思ったことなので、そうではないかもしれませんが)。誰もがそういうわけではないと思うけれど、思考の通り道がちょっと違う。と思う。そう言う人の話を聞くと、色々なことを考え始めます。最近、作品のことで書いていたことで、その考え方を人に話したところ、そんな考え方はしないよ。といわれてしまいました。日常では、そんなことは普通は話さないと思いますが。マイナス的なことではないけれど「普通はしないのか」と思いました。
なんてことはない、「遊動と定住について」考えているだけです。あの人は、「定住形」だとか、「遊動形」だとか、そんなことは普通は考えないでしょう。うーん、私は自分の作品について考えているだけです。みたいな...。

真面目な話し、美術と写真に関心を持ち、そこからどう世界を見ていくか。ということが大事だと思うから、これからもそういうことを書いていこうと思っているのです。
石内さん展示についてじゃないことばかりで、参考にはなりませんね。

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by sora_atmosphere | 2008-12-02 23:59 | 展覧会/Exhibition