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わが教え子、ヒトラー

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「いつかは撮らなくてはいけない作品だった!」
ダニー・レヴィ監督
『わが教え子、ヒトラー』


 行こうかどうしようかと悩んだのですが、ウルリッヒ・ミューエの遺作ということもあり、結局観にいきました。 ウルリッヒ・ミューエは、『善き人のためのソナタ』で主演を演じた名優で、54歳という若さで、他界をされてしまいました。とてもいい演技だったのに、本当に残念です。

“ヒットラーに演説指導をした人物がいた”という史実から着想した作品は、皮肉が込められています。苦笑の連続。会場のところどころで、クスクス声が聴こえるほど。

ヒットラー役を演じたヘルゲ・シュナイダーは、コメディアンとということで、動作と芝居がユニークで、ここまでやってしまっていいのか、という感じ。とにかく、コメディー。ナチスを題材にした映画は重いので、ここまでやられてしまうと逆に爽快です。たまにはいいかなという感じで視ていました。

エンドロールで、ドイツの一般人にインタビューした"ヒットラーとは?"という質問に答えているのですが、ほとんどの子供が、ヒットラーを知らないそうで(学校で習わないのでしょうか。それとも教えないのでしょうか)、これには、驚きました。年配者は、やはりいいたくない様子。このギャップが、最後のエンディングにきていて、この映画を見た人々への問いかけにもなっているのかもしれません。

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by sora_atmosphere | 2008-10-15 01:22 | 映画/Cinema

「ヒトラーの贋札 悪魔の工房」 アドルフ・ブルガー

f0053506_21285967.jpg映画「ヒトラーの贋札」を先月鑑賞しに行ったのですが、その原作本であるアドルフ・ブルガーの同名の著書を読んでいます。イギリスのポンド札を大量偽造していた「ベルンハルト作戦」。その悪魔の工房、ザクセンハウゼン収容所。著者は、この作戦にかかわっていたという体験記を綴っています。

この著書を検索している間に見つけた、「潜水服は蝶の夢を見る」。こちらは、確か映画になり2月から上映されていたようですが、現在はしているのかな。この映画気にしているんです。マチュー・アマルリック主演の。脚本は、戦場のピアニストのロナルド・ハーウッド。
ELLE誌編集長の自伝を元に製作された作品。突然倒れ、体の自由を失った状態。左目の瞬き20万回以上で自伝を書き上げたという。普通、人間は平均で何回瞬きをしているのだろう。瞬きは、精神的なストレスによって回数が増えるといわれていますが。集中しているときは、逆にほとんどしていないということに気が付くこともありますが。けれど、身体の自由を奪われるというのは、どうでしょう。私も10代のころ、2年間病で伏せていたときがありますが、相当辛いです。脳だけが動くわけだから、とにかくさまざまな考えというのが、とにかく走馬灯のように訪れるわけです。それは全てが悪い考え。人間は床に伏せると、必ずマイナス思考になります。健康であれば動けるからいいのですが、健康ではないのですから。自分との戦いでしかないのです。
そんなことをふと思い出した作品。感動作はやはりいいものですね。

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by sora_atmosphere | 2008-03-05 22:07 | 本/Books

ヒトラーの贋札

f0053506_2353561.jpg第二次世界大戦中に、ドイツのザクセンハウゼン収容所の秘密工場で行われていた、ポンド札大量贋造工作。イギリスへ経済的打撃を狙ってのことだった。それらは、ユダヤ系の技術者たちに行わさせていた。これを「ベルンハルト作戦」という。

日比谷のシャンテ・シネで上映されている、「ヒトラーの贋札」の鑑賞に行きました。

この映画は、生き残ったユダヤ系印刷技師、アドルフ・ブルガー氏の原作にもとずくもの作品。この現場を実際に体験しているということ。6年間を収容所で生き抜いてきた、ということは裏切りとは言え、捉えられたユダヤ人と同じような宿命にも感じる。

ただ、この主人公のモデルとなったサロモン・ソロヴィッチ(サロモン・スモリアノフ)は、戦後もこの偽札作りに手を染めて、国外追放になったという。本編の前半と後半で描かれている。なんでそんなことをしたのだろう。

私は期待し過ぎていたせいか、なんだかあっさりとしていたようにも感じました。私自身、もう少し重いものでないと物足りないのか。そういうわけではなく、心にズシリとくるものが少し足りなかったように感じます。原作を読んでから観にいけば良かったのかもしれませんが。

ただ、ショッキングなシーンはありました。それだけが忘れることが出来ません。原作を読みたいと思います。

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by sora_atmosphere | 2008-02-16 00:17 | 映画/Cinema

ソクーロフと戯れる

f0053506_0135896.jpg「牡牛座ーレーニンの肖像」が公開される前、2月1日まで行われているプログラム「ソクーロフと戯れる」。土曜日に、「モレク神」「ヒトラーのためのソナタ」を鑑賞してきました。

「モレク神」の映像は印象的でした。綺麗。
一言では、美しい。
その魔力に夢現つ。独裁者ヒトラーが、人間らしく描きあげられているのが面白かったです。あのヒステリーさもリアルに描いています。

「ヒトラーのためのソナタ」は、ヒトラーとスターリンという同時代を生きた二人の独裁者の人生のドキュメンタリー映像として残されていたフィルムをソクーロフが編集したもの。これは、私は好きでした。あの緊張感と圧倒されるような国民の殺到と。10分という短い映像に勢いが詰まっています。79年に製作された作品。

今度は、「牡牛座〜」を観にユーロスペースに行かなければ。

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by sora_atmosphere | 2008-01-30 00:26 | 映画/Cinema

ベルリン,僕らの革命

 f0053506_131326.jpg11月14日に『白バラの祈り』を更新したときに紹介した、映画『ベルリン,僕らの革命』を観ました。『白バラ〜』では、主人公のゾフィー・ショルを演じた、ユリア・イェンチも出演しているということで観たかったのです。2004年に日本で公開された作品。ジャンルは青春映画となっていますが、ヒューマン,社会派でもある内容です。
 
  レジスタンス活動をしている3人の若者が、ある日資産家が留守中の家に侵入した際に、見つかり誘拐をしてしまってから、面倒なことになってしまうという物語。誘拐された資産家も、若い頃はレジスタンス活動をしていたという事実を知り、話し合いをするというシーンも見所。
 逃げた先のアルプスの雄大な風景と、人間の心の変化や4人の関係についてもなかなか面白いストーリー展開になっています。

 監督は、『グッバイ,レーニン』のハンス・ワインガルトナー。この作品は、カンヌ映画祭のコンペティション招待作品にも選ばれ、華々しくインタビューを受ける映像なども収録されてあります。思っていた以上に良い作品でした。

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by sora_atmosphere | 2007-12-03 01:11 | 映画/Cinema

ヒトラーの贋札

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ナチス・ドイツが行った国家による史上最大の紙幣贋造事件
この驚くべき歴史的事実に隠された、ユダヤ人技術者たちの正義をかけた闘いの物語


 来年1月からのロードショーとなりますが、気になる映画がまた一本。
 ヒトラーの贋札


 強制収容所のなかで、密かに行われたという「ベルハルト作戦」(紙幣贋造)。それはナチス・ドイツが、イギリスの経済混乱を狙ってポンド紙幣を偽造していたという事件。ここでも、ユダヤ人が命をかけて協力せざるを得ない状況に立たされていた苦悩と葛藤の真相を描いています。

 先週エディット・ピアフを観た予告で、もうすでに流されていました。

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by sora_atmosphere | 2007-11-25 17:58 | 映画/Cinema

白バラの祈り

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 白いバラとは、第二次世界大戦中にドイツで行われていた、反ナチス運動を訴える非暴力主義者のこと。そのリーダー的存在であった、ハンス・ショルと、妹である紅一点、ゾフィー・ショルと他のミュンヘン大学の学生3人がメンバーになり、スターリングラードの戦いの敗戦を予感してリースレットを作り、南ドイツなどに送った。
 大学に配布をした所、その行動がばれ、2人はゲシュタポに連れていかれてしまう。


 「白バラの祈り」は、ゾフィー・ショルが連行されてから、わずか5日間の間に判決が下り、処刑されるまでを描いた映画。顧問官モーア(アレクサンダー・ヘルト
)によるゾフィー(ユリア・イェシチ)への尋問のシーンが見所です。





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 ユリア・イェシチは、「ベルリン、ぼくらの革命」(写真中央)にも出演しています。印象が全然違いますが。顧問官もそうですが、ゾフィーの演技は素晴らしかった。かなり引き付けられました。

49日かける裁判をなぜ一日で終わらせたかったのか
ヒトラーが隠したかったものとは何か

 21歳にして自分の命よりも、仲間や正義を守り続けたゾフィーはとても強い存在です。訴えたとおりの結末でドイツは敗戦、ヒトラー政権は幕を閉じますが、この命を決して無駄なものにはしないで欲しいと強く感じます。観ること必須の作品だと思います。「ナポラ」や「戦場のアリア」も私は観たい。

 白バラに関係した書籍は、多く出版されているようなので読んでみようと思います。ナチス関係はかなり読んでいるけれど、深読みするとかなり精神的に参ってしまうので(感情移入が激しいので)、最近はほどほどにしている私です。こういう感動的なヒューマンものはいいのですが。

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by sora_atmosphere | 2007-11-14 20:34 | 映画/Cinema

「真相・杉原ビザ」>渡辺勝正著

 金曜日ようやく借りていた「真相・杉原ビザ」の500ページ近くある本を読み終え(なんとか2週間くらいで)、返すことが出来ました。

 "杉原ビザ"という言葉は聞き慣れないと思いますが、7月12日の書き込みで、杉原千畝のことについて書いているのを読むと分かります。6000人のユダヤ人に日本通過ビザを発行し、ナチスの手からユダヤ人の命を救った日本人外交官です。イスラエルでは、「諸国民の中の正義の人賞」といわれる、「ヤド・パシェム賞」を授与され、エルサレムの丘には、記念碑が建てられています。

 けれど、当時日本に戻ってきた時には外交官の職を経たされ、日本では杉原氏のした行為は、よく思われていなかったのです。当時、日本はナチス・ドイツとも同盟を結んでいたので、杉原氏は危険を犯してまで、避難民を助けたのです。
 著者は、ユダヤ人を民族的な問題としてではなく、避難民として取り扱っています。避難民を救った"杉原ビザ"としているのです。

 著書の渡辺勝正氏は、現在、杉原千畝研究会代表として、この「杉原ビザ」のことを当時の日本の状況から、現在のイスラエル、そして杉原氏の故郷で、現在記念館が設けられている(2000年に)岐阜県加茂市を調査し、大変詳しくまとめられている本で、当時の杉原氏の卒業した、早稲田大学ということもあり、貴重な資料もたくさん載っています。

 特に、「千畝メモ」とよんでいる、杉原千畝氏のメモ書きの引用や、外務省の留学生試験経験談職員の書記「受験と学生」の全文も載っていました。
 今日は、「決断・命のビザ」を借り、最後読みまとめられたらと思っています。私の借りようとした本は、全て図書館の保存庫にあって、特に「ゲシュタポ・狂気の歴史」なんか、古くて(1968年初版)本が茶気て風格があるので、持ってきてくれた時は感動さえ覚えました。

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by sora_atmosphere | 2006-10-22 17:56 | ホロコースト関連

世界遺産>アウシュビッツ強制収容所 8.27OA

 昨日、TBSの番組「世界遺産」で、アウシュビッツ強制収容所が放送されました。

世界遺産 アウシュビッツ強制収容所

 バレーボール、ロシア戦を見ていたので途中からの鑑賞となりましたが、観る度に胸が痛みます。その日の晩は「24時間テレビ」で、5年前ロシアの学校を襲ったテロリストによる立てこもり事件で、奇跡的に生存した子供を広末涼子が取材に行くという番組を見た日のことだったので増々感受性が高まっていました。

 「世界遺産」の番組のディレクターは、アウシュビッツや広島の原爆ドームといった戦争や人種差別など人類が犯した罪を証明するものを"負の遺産"とユネスコではいっているそうです。それは、同じ過ちを二度と繰り返してはならないという戒めの意味も込められているそうです。

 番組のディレクターの方は、830箇所ある世界遺産の中で、特に気になっていたのがアウシュビッツだといいます。ガス室を撮影してた時は、"人間がこのように扱われてはいけない"と、そこに漂う空気や匂いから感じたそうです。
 映像では、青酸カリの青い染みが今でも残っているのだと伝えています。証拠隠滅のため、ナチが爆破したガス室も映していました。

 私にとってもますます気持ちが近く感じるようになった、アウシュビッツ・ビルケナウ(オシフィエンチム)。また、トシュビーチのようにこの番組が切っ掛けで、訪れてたい気持ちがより一層深まるばかりです。観光客が多いので、恐くないか。私は感じやすい人間なので(チェコのシナゴーグに行った時の夜も一瞬恐い思いをしたので)、とにかく勇気と覚悟が必要なのです。

 ここばかりではなく、リトアニア・カウナスやポーランド・クラクフ、絶滅収容所など、そちらの方も行きたいので。行く場合はきちんとガイドさんも付けたいし。将来は取材として行けたらいいです。

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by sora_atmosphere | 2006-08-29 00:47 | ホロコースト関連