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CZECH,Trebic 2005

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CZECH,Trebic in 2005   photograph Sora




もうあれから2年も経つ。
チェコ・トシェビーチへ訪れてから。
そんなことが思い出される。

不意に無謀な計画が浮かぶ。
北欧は違う時期に行くとして、
ポーランド、ドイツ、チェコ、
そういえば、リトアニアにも。
1ヶ月、写真に集中して。
そんな計画。また、腰を悪化させそうだ。

写真は、ほとんど暗室ばかり。
部屋に籠って明け方までの作業。
余程のことない人ほど、こんなことを好んで遣らないと思うが。
文化を守るためには、そうする私の真髄。
そんなものに支えられ、写真と共に生きる。

Sora


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by sora_atmosphere | 2007-06-10 00:44 | CZECH

time traveller>Vol.2

 「7:30より朝食が始まりました。二種類のパンにハム,チーズ,チョコレートの粉末,コーンフレーク,牛乳など。私は他の人からは離れた個室のような空間で、静かに朝食を食べています」(2005.10.19 7:45)

 昨日の夜から、食事を取っていなかったのです。こういうことは、旅先ではまれにあります。食べることを忘れてしまうのです。それぐらい、写真を撮ることで頭がいっぱいだったのでしょう。

 「今日は朝から月を撮りました。7:00はまだ日がでていないので暗く、少し日差しが見えてから撮りました。建物の空間と窓枠を撮りたかったのです」

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 6月の書き込みにも文章と一緒に載せました。もう光が差してからの写真なので、月は写っていませんが。



 "STUDENT AGNCY express"というバスが、Brnoまで出ている。プラハ,Florenc駅からバスに乗る。飲み物のサービス。チョコラータを飲む。

 「空気が澄んでいるせいか、飛行機雲がたくさん見えますー9:30に出発し、2h30。Brnoに着くのはお昼になりそうです」(2005.10.19 10:10)

 Brnoからは列車で移動。チェコののどかな風景が続く。

 「さっきバスで通ってきた、遠くに見える景色を今度は、列車の車窓から見ています。いろん角度からこの景色を観ることが出来ました」(2005.10.19 13:25)

 午後3時に、Trebicに到着。無事に着いたことを駅のホームの公衆電話で日本にいる母に知らせる。不在のため伝言を残す。

 インターネットで予約したペンションに着く。チェックイン。オーナーがチェコ語とドイツ語しか分からないため、オーナーの娘さんと電話で英語で通訳をして貰う。

 荷物を置いて、聖プロコピウス聖堂とユダヤ人街へ。オーナーに車で送ってもらう。2時間ほど歩く。

to be continued...



Sora


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by sora_atmosphere | 2006-10-20 01:04 | time traveller

time traveller>Vol.1

time traveller=時空間の旅。時間と空間を超えて、今ここに存在する旅時間。


 2005.10.18(tue)。
  10:15発 KL862便 NRT(成田)-
  ちょうど一年前、私は飛行機の小窓からこんな風景を見ていたでしょうか。

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 「写真を撮りながら、イメージを語る作業が楽しい。自分のイメージ通りの視線が、ファインダーに現れてくるまで ー ファインダーを覗き込んで」(2005.10.18 11:35)

 切っ掛けは、些細なもので、この年に見た「世界遺産」の番組。5月15日の放送は、<トシェビーチのユダヤ人街と聖プロコピウス聖堂>。この時から、私の旅は始まっていた。

 トシェビーチ(Trebic)は、チェコ共和国・プラハより180kmに位置する場所にある。モラヴィアの高地の自然、チェコスロバキア共和国の文化的な歴史的背景を持ったユダヤ人文化の中心地。
 1939年ー1945年の第二次世界大戦では、ナチの戦略化により、後にポーランド,チェコの強制収容所にユダヤ人は移送される。

 「自分の人生を考えるように、旅をしながら写真を撮るのだと思う」(2005.10.18 10:50)

 旅に出ると、ありきたりの言葉しか浮かばないが、いつも考えているのは飛行機や移動する乗り物の中であったりする。
 本を読んだりはあまりしない。いつも何かを考えているような気がする。考えているというか、感じているだと思う。それから、イメージをすること。

 短い時間の中で、どれだけのことが出来るかを勝負するため、イメージトレーニングをする。出来るだけ時間を短縮したい。いつもつまらないことで勝負をしている。自分自身との真剣勝負。それは普段の生き方についても云えること。


 15:15分。アムステルダム・スキポール空港に到着。
 16:20発。KL3125便 AMS-PRG 17:45到着予定。


 プラハには、1時間弱遅れての到着。もう外は暗い。TRANSPORT SERVICEで、市内へ。ドナウ川の水面が反射してキラキラ光を帯びている。「3年ぶりにチェコに来れた」という歓びに溢れる。

 地下鉄でYHへ。迷う。外は人気もなく、怪しい車が行き交う。安全を考え、近くのホテルに入り道を尋ねる。近いのでYHまで送ってくれるという。パトカーがたくさん駐車してある。「車道を渡って見つかると罰金を取られるから向こうから回りましょう」チェコはこんな規則に厳しいのだと知る(日本も同じですが)。

 明朝は、トシェビーチへ向かうため荷物の整理をして就寝。明け方、起きてさらに荷物の整理をする。

 旅先では、自分の呼吸を整える。そして、写真に集中するため、資料を読み、就寝。寝不足にかかわらずいつもこんな調子である。

to be continued...
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by sora_atmosphere | 2006-10-19 00:49 | time traveller

Praha in 2003

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Praha in 2003

 私は日々考えている。チェコのこと、プラハのこと、そしてジェーウィシュの悲しみのことを。
思いはいつもこうして思い出される。カフカの散歩した家並みも。

 2003年。始めて訪れたチェコ・プラハは、カフカの小説,日誌が切っ掛けでした。シナゴーグで、ユダヤ教の歴史を感じ、ゴーレムの伝説を感じ。
 その伝説も歴史も写真も、思いは常に"そこ"にあるのです。

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by sora_atmosphere | 2006-09-03 22:15 | CZECH

CZECH 2005

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CZECH 2005    Prague in city
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by sora_atmosphere | 2006-07-02 00:33 | CZECH

Trebic 2005

 今、新ためてユダヤ人迫害の歴史を読み進めている。いずれ、オシフィエンチムやリトアニア、ドイツなど取材したいということからの思いだけれど、昨年10月に思いきってチェコのゲットーに行き、一人写真を撮っていた時の思いも重なる。

 知りたくないことを知ったり、悪夢にうなされたり。歴史を知る上で、作品に触れる上で大切なことは、この見たくない、知りたくない領域に触れるということも必要なことだと思うのです。

 思えば、ここトシェビーチのゲットーも収容所から逃れたユダヤ人が今もここに住んでいるのだろうかと思いました。生存したほとんどのユダヤ人は、現在イスラエルに帰郷してしまったか、他界してしまったと思うけれど、それを知ることが出来れば何かまた違う思いが重なったろうと思います。

 歴史は繰り返して欲しくないという思いが、いっそう増していきます。今でも、ユダヤ人の宗教の差別、それ以外にも住みにくい生活が続いていると思うのです。

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by sora_atmosphere | 2006-06-28 18:15 | CZECH

CZECH 2005

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              朝 起きると 
           まだ朝日は出ておらず
         窓に向かって 
                月を撮りました

      2005.10.19 7:45

                Sora





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by sora_atmosphere | 2006-06-25 20:44 | CZECH

Trebic 2005

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 ゲットーとは、第二次世界大戦中にあったユダヤ人を収容した施設のことばかりをいうのではなくて、ユダヤ人が住んで居た地区のことをそう呼びます。

 クラクフには、11世紀の頃からゲットーと呼ばれるユダヤ人居住区がありました。そこクラクフに1940年ナチがゲットーを築き、その時住んでいたポーランド人を追い出して、ユダヤ人をそこに閉じ込めました。

 収容所は、アウシュビッツ・ビルケナウ(アウシュビッツはナチが付けたドイツ語の名。オシフィエンチムがポーランド語の地名)の他に、ヴェステンボルク(オランダ)、ドランシー(フランス)、モノビッツ、マイダネック、ベルゲン・ベルゼン(ドイツ)など多数ありました。

 ベルゲン・ベルゼンは始め、休養収容所と呼ばれていたが(ガス室などなかった)1944年頃から、他の収容所にいた人々が多数輸送され、囚人でいっぱいになりました。バラックに入りきれない人々はテントで生活をし、冬の寒さのため環境は最悪でした。やがて不衛生なため発疹チフスが流行り、感染したもののほとんどが命を落としました(アンネ・フランクもアウシュビッツからここに移り、チフスに感染しベルゲン・ベルゼンで亡くなった)。

澤田愛子著「夜の記憶」ホロコースト・サバイバー"ミラ・ホワイト"さんの証言による

Sora


ここ、チェコ、Trebicにもゲットーがあり、今でも人々は静かに生活をしています



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by sora_atmosphere | 2006-06-24 22:19 | CZECH

遠いキオク

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 遠い所で 結ビツイテいるような記憶 忘れ去ラレタ記憶
そういうものに 日々揺り動カサレながら 何かト思いヲ重ねてユクのだと思いマス



 私は 遠い記憶ニ思いを委ねるようニシテ 旅ノ中から
記憶ノ眠る景色を 探してイマス

Sora


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by sora_atmosphere | 2006-06-20 22:25 | CZECH

記憶の断片

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 いつか夢の中に現れた
廃墟と化した
 雑居路地
そこには 捨てられたように
 生活の玩具が 残されていました
何か 探し物をするかのように
 辺りを見渡す
私の視線があります

 残された形跡は いつかどこかで
何かと結び付くことを信じていた気がします
 それは 自分自身の手で 捨てたものかもしれないし
目を背いてきたものなのかもしれません

 確かにそこにあったものが
やがては 忘れられ
 消えていく運命にあるとしても
私は あの日夢で見た記憶の破片のことは
 今でも忘れられずに
無意識の中で 呼吸をしているのです

Sora



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by sora_atmosphere | 2006-06-18 14:23 | CZECH