安斎重男 作品展

f0053506_23233392.jpg

(C)shigeo anzai


安斎重男 作品展
『 Unforgettable Moments 』

2009年3月24日(火)〜4月25日(土) 日・月・祝日休廊
開廊時間:10:30〜18:30(土〜17:30)


以前、安齋重男の写真展に行った時、その写真の量に圧倒された。アート・ドキュメントとして、さまざまなアーティストや展覧会の現場を写真で見ることができた。
その時は、偶然ご本人が作品の説明をしていて、いくつかのオリジナルプリントを箱から出して話していた。

また、ZEIT-FOTO SALONで写真展が開催されるようです。

私はよくインタビューなどで「それだけ沢山のアートやアーティストたちと出合ってどんなシーンが心に残っていますか?」と聞かれる事が多い。それに対する答えはとても難しく一言で言うのは簡単ではないが、アーティストたちと過ごしてきたすべての時間やさまざまなシーンが今の私のアートに対する立ち位置までも決めてくれているというのが本音である。でもそれはとても幸運な事といつも思い続けている。

2009年1月 安斎重男

(HPより抜粋)



Sora


人気blogランキングへ
気になった方はクリックをお願いします

にほんブログ村 写真ブログ 写真家・写真展へ
[PR]

# by sora_atmosphere | 2009-03-17 23:34 | 展覧会/Exhibition

「ミーシャーホロコーストと白い狼」

f0053506_0173714.jpg


今日まで六本木ヒルズで開催されていたフランス映画祭ですが、見たいプログラムがあったので行ってきました。

前にも少しブログで書いたように見たかったプログラムは、「ミーシャ ホロコーストと白い狼」。印象にあったイメージとはずいぶん違い、生きるために旅をするたくましい人間像(少女ですが)というのが活き活きと描かれています。こういうテーマは私の好みでもあります。たくましい人間像。ヨーロッパでは、第二次世界大戦で(ナチスの手によって)虐殺されたユダヤ人の歴史というのは、受け継ぐように丁寧に扱われていますが、その記憶を壊すことなく大切に撮られた映画だと思いました。白い狼や少女が出てくることで、話題性があると思いますが、このナチス占領化におかれた恐怖というのも感じることを忘れてはならないと思います(このことを私はいつも声を大にしていいたい!)。

主人公で登場する8歳の少女ミーシャ(マチルド)は、両親もユダヤ人で隠れ家で生活をしています。学校でも検察がくるとかくまうようにして生活をしているのですが、ミーシャにとってみればなぜこのような生活をしているのかが理解できません。いつか両親が検挙され(強制収容所へ)ミーシャは、大好きな母親から離れて生活をしなければならなくなってしまうのですが、そのときの悲しみというのが、マチルドの演技から伝わってきます。
少女は、いつか両親に会いに一人でドイツ、ポーランド、ウクライナと旅に出るのですが、こうして当時は、例えば収容所やゲットーから脱出して森を彷徨う人もたくさんいたといいます。その時の苦しみや辛さというのが、この映画からも伝わってきます。その状況というのは想像では計り知れないことだろうと思います。

私が昨年(ちょうどこの映画を見た日に旅をしたのですが)、ポーランドで列車に揺られているとき、懐かしくなるような風景が広がっていたのですが、ときに森の横を走り抜ける時、小さな小道というのが必ずありました。そのとき私は、「当時はここを収容所から脱出をしたユダヤ人が歩いたのだろうか」と想像しました。車窓からの風景を眺めているとそんな気持ちで胸が締め付けられたものです。また寒い時期といこともあり、このような気持ちがいっそう深く感じられたのかもしれません。

映画を見ていると、「狼と共に生きるたくましい少女」という印象が、狼少女を題材にした映画が過去にあったことを記憶していますが(日本とかフランスで)、そういう映画の印象が強く残りました。監督のヴェラ・ベルモンという女性の監督なのですが、日本の黒澤明監督に共鳴を受けていて、自然のなかでの鳴き声のシーンは黒澤監督からの影響もあるということです。この、雪の中でのシーンや、白い狼と少女のやり取りのシーンはやはり見せ場といえるのかもしれません。4ヶ月かけて撮ったそうですが、どうやって撮影したのかを考えさせられる映画でした。

映画祭というのは嬉しいことに、最後にトークショーがあります。あまりそのことを知らなかったのですが、映画を見終えた後かなりグッときている時に、主演のマチルドちゃんと監督が登場したのでこの映画の印象も深まりました。評判は良かったようで、感銘した人が質問をしていました。この映画がデビュー作というマチルドちゃんの演技は素晴らしかった。ホロコーストのことがなければ見なかった映画かもしれませんが、この映画に出会えたことに感謝をしています。これからもホロコーストの思いを深めたいです。今年、ポーランドで作品が撮れるようにまだまだ頑張らないと。ずっと撮りたかった作品を。中谷さん、近いうちに連絡をするかもしれません。

Sora


人気blogランキングへ
気になった方はクリックをお願いします

にほんブログ村 写真ブログ 写真家・写真展へ
[PR]

# by sora_atmosphere | 2009-03-16 01:02 | 映画/Cinema

MICHAL KENNAの写真展

f0053506_005131.jpg14日の最終日になってしまいましたが、マイケル・ケンナの写真展に行ってきました。嬉しいことに、サインと番号が入ったオリジナルプリントの作品が展示されていました。とっても貴重です。
こちらから、展示されていた何点かの作品を見ることができます。

遠くから写した、島のように見えるモンサンミッシェルがとても印象的でした。今回はあまり感想を述べませんが、とても満足です。

次回開催される、安齋重男の写真展もなかなか気になります。

Sora


人気blogランキングへ
気になった方はクリックをお願いします

にほんブログ村 写真ブログ 写真家・写真展へ
[PR]

# by sora_atmosphere | 2009-03-16 00:00 | 展覧会/Exhibition

DUMBLAND

f0053506_0271454.jpg



「デイヴィット・リンチ・ワールド」の上映に行ってきました。

今回は、「ザ・ショートフィルム・オブ・デイヴィット・リンチ」のプログラムを鑑賞。1967年から1995年までに制作された短編をいくつか上映しました。このときから、すでに世界が確立していたのに感心させられながら、なるべく深く考えずに坦々と見ていました。なかなか面白かった。

プログラムの最後に上映される「ダムランド」という2002年に制作された8話まであるアニメーション。これがなかなかの傑作でした。ショートフィルムの回は、3.7.8話が上映されました。コメディーも面白いじゃないと思いました。私の後ろの席にいた人はずっとクスクス笑っていたので、それにおもわずつられてしまいましたが、後ろが笑っていなくても恐らく笑っていただろうと思います。皆笑っていたし。

「DUMBLAND」は、"バカ帝国"という意味だそうですが、主人公のランディも変だし、登場人物全てが、"変"なのですが、なんともいえない"間"とシンプルな作りが、ストレートに面白い。奇妙だけれど、あの絵から溢れるような愛嬌がなんともいえませんでした。

次回は、「ザ・ベスト・オブ・デイヴィッド・リンチ・ドット・コム」のプログラムの鑑賞に行くつもりです。こちらが本命。

Sora


人気blogランキングへ
気になった方はクリックをお願いします

にほんブログ村 写真ブログ 写真家・写真展へ
[PR]

# by sora_atmosphere | 2009-03-14 00:51 | 映画/Cinema

映画、エトセトラ

f0053506_22384278.jpg今年の初めから密かに楽しみにしていたデヴィット・リンチ・ワールドが公開中なので、いつ見に行こうかと検討中です。

私が見たいのは、「ザ・ベスト・オブ・デイヴィッド・リンチ・ドット・コム」。これは、リンチの会員制サイトでしか見れない作品。過去のショートフィルムのプログラムも気になっているので、おもわずリピーターになってしまうかもしれません。




「イレイザーヘッド」は部屋で見たことがありますが、映画館で見るのはとても勇気がいるような気がするので見ません。ただ、このポスターになっているシーンは、とても印象的です。リンチの作品は、語感がググッと刺激されます。目が覚めるというより、長い夢を見てしまいます。

14日は、フランス映画祭の鑑賞を早速予約してしまいました。
なにかと忙しいのに、ついつい映画三昧。

Sora


人気blogランキングへ
気になった方はクリックをお願いします

にほんブログ村 写真ブログ 写真家・写真展へ
[PR]

# by sora_atmosphere | 2009-03-10 22:56 | 映画/Cinema

セント・ラファエル礼拝堂

f0053506_22111142.jpg


決して英国に来たわけではありません。
那須にある教会です。

1800年代から1900年代のイギリス、アメリカ、ドイツなどのステンドグラスが展示されています。見せるための展示ではなくて、建物に実用的に使われています。イギリスの工房で当時に作られたもので、アンティークです。美術館で鑑賞する作品が間近に見ることができます。

セント・ラファエル礼拝堂には、18世紀のイギリスで作られたパイプオルガンがあります。教会で使われていたというアンティークです。挙式を挙げていたので音色を聞くことが出来ました。礼拝堂のバラ窓も綺麗でした。

ウィリアム・モリスが制作した<TWO エンジェル>というステンドグラスも見ることが出来ます。



f0053506_22111582.jpg


Sora


人気blogランキングへ
気になった方はクリックをお願いします

にほんブログ村 写真ブログ 写真家・写真展へ
[PR]

# by sora_atmosphere | 2009-03-10 22:32 | 旅/Travel

Get home

f0053506_2117148.jpg


雨の心配もなく時間を過ごすことが出来ました。
とても素敵な場所に行くことも出来て、今年も頑張れそうです。
ようやくのリフレッシュが出来たという感じ。

Sora


人気blogランキングへ
気になった方はクリックをお願いします

にほんブログ村 写真ブログ 写真家・写真展へ
[PR]

# by sora_atmosphere | 2009-03-09 21:27 | 旅/Travel

旅へ...

f0053506_233113.jpg


「旅」というより旅行です。

というより療養です。

天気が心配ですが。

Sora


人気blogランキングへ
気になった方はクリックをお願いします

にほんブログ村 写真ブログ 写真家・写真展へ
[PR]

# by sora_atmosphere | 2009-03-07 23:34 | 旅/Travel

ルーヴル美術館展ー17世紀ヨーロッパ絵画ー

f0053506_233999.jpg








ヨハネス・フェルメール 《レースを編む女》 1669年—1670年頃


フェルメールの名作<レースを編む女>をはじめ、レンブランド、ルーベンス、ラ・トゥールなど、日本初公開作品約60点を含む71点の傑作が集結。これぞルーヴル、これぞヨーロッパ絵画の王道。


このキャッチコピー、力が入っているなあ。
と、感心をしている場合ではないのですが、今年もルーヴルの作品が日本にやってきています。世界遺産に推薦されているこの美術館で開催中のようです。

今月の25日から、国立新美術館にもルーヴル美術館展が行われるようですが。
どちらかというと、私はこの企画展が気になるかなあ。
「アーティスト・ファイル2009ー現代の作家たち」

Sora


人気blogランキングへ
気になった方はクリックをお願いします

にほんブログ村 写真ブログ 写真家・写真展へ
[PR]

# by sora_atmosphere | 2009-03-04 23:20 | 展覧会/Exhibition

これから読む本について

f0053506_14383742.jpg

今まで読めなかった本を含めて、これから春に向けて一息に借りました。
個人的に読みたい本もあれば、レポートを書くために読む本もあれば、という感じですが、写真関係の本がようやくたくさん読む時間が出来たので嬉しいです。今までも、主に写真の歴史に関する本は個人的に読んでいたのですが、独学でやっていると要点が分からないことが多かったので(個人的な興味があること中心な読み方)、特に写真を撮る動機とか、内面性のもの。もっと客観性を持ち、それに対して述べられるようにするにはどうしたらいいのか、ということをもっとやっていかないとと、つねづね思っていたことだったので、そのための本をこれからは熟読していければと思っています。


○セルジュ・ティスロン『明るい部屋の謎ー写真と無意識』青山勝訳、人文書院、2001年

この本は、大学のテキストの参考文献に載っていたのですが、かなり興味深くて読んでいます。
写真実践として「捕獲」するという動作には、どういう心的状況があるのか。など、映像による世界の明瞭化という欲望の背後にある写真行為の本質的な心理的構想要素などについて書いています。
私が興味を引いたのは、消化、吸収されなかった「異物」として体内に残されたものを「消化=同化」して自分のものとして取り込んでいくという作用(「世界の消化=同化という心的な必要にために」)に写真という行動を取り上げているという点です。
嫌なものに目をそらしてしまえばそれでおしまいかもしれないけれど、それを「捕獲」して眺めることで「消化=同化」していく。それが写真の力として備わっていることだということです。


○ジョン・クラカワー『信仰が人を殺すとき』佐宗鈴夫訳、河出書房新社、2005年

クラカワーの著書は、映画の原作にもなった『荒野へ』を読んでから、『空へ』に続いて3冊目です。実はこの本には、少し惹かれていました(ちょうどイスラム教のレポートを書いていた頃に)。本当にあった事件をインタビューを重ねながら調査して、真実味強く書いてゆくというクラカワーのスタイルが、本文に中に力強く表れています。
モルモン教による誘拐事件や殺人事件について、モルモン教の本質について書いたもので、「信仰とは何か」「人間を救うはずの宗教が、なぜ人間を殺人に駆り立てたのか」を問うものとなっています。
イスラム教など、原理主義といわれているけれど、聖戦とは一体何なのか。神の信仰に対する復讐の念という気持ちというのは、日本人の私は理解が難しいところですが(政教分離の現代においては日本人だけでもないかもしれないけれど)、こういった問題は解決が難しいのかもしれません。


○港千尋『第三の目ーデジタル時代の想像力』廣済出版、2001年

ーかつてイメージは、何万年ものあいだ、偏在する物だった。

ーわたしたちが世界を見ているとき、わたしたちは身体をもった存在として見ている。世界のに輪郭を与え、指先から線を生み出し、その線によって視覚を鍛えてゆく。そのとき、線やかたちはいったいどこからやってくるのか。
(「はじめにー変容する眼差しと記憶」より引用)

デジタル化によって失われうつつあるイメージの世界をこれからは、手探りで探さなければならなくなった時代なのでしょうか。


○飯沢耕太郎『私写真論』筑摩書房、2000年

「あらゆる写真は、「私写真」であり、"私"と被写体(現実世界)との関係の網の目から濾し出されてくるのである」と、飯沢氏はいう。確かに、写真は私的であるし、自分の意志でシャッターを押す機械であるから、カメラを持つ本人が操作をしてイメージ(映像)が生まれる。
「私写真」は、作者自身の過去を記録しているものでもあるし、対象物を通して、作者を記録されるものでもある。著書の中では、4人の写真家、中平卓馬,深瀬昌久,荒木経惟,牛腸茂雄が紹介されています。


他にも何点かあるのですが、主要な読みたい本だけ紹介しました。
一息で読めるような本ではないので、時間をみながら要点をしっかり読むつもりです。

Sora


人気blogランキングへ
気になった方はクリックをお願いします

にほんブログ村 写真ブログ 写真家・写真展へ
[PR]

# by sora_atmosphere | 2009-03-01 15:49 | 本/Books