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生活と芸術ーアーツ&クラフツ展

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現在、東京都美術館で開催中の「生活と芸術ーアーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで」の展覧会に24日の初日に行ってきました。来週デザイン論の試験があるので、初日に早速行ってしまいました。

「日用品雑器に美を見いだすこと」というモリスの思想と、ジョン・ラスキンの理念は、今日まで世界に多大な影響を残してきたのですが、何よりモリスのパターンデザインは、生き生きとしていて自然と人間とを共存させた生活のなかに息づいています。産業革命の英国に、手仕事の楽しさを伝え、技法や表現を身に付けていった技術者が多く生み出していったようです。

展示室は上流階級の匂いが漂っていましたが、椅子のデザインはゴシックの本質を貫いたデザインで、特に脚の部分はどれも非常にユニークな形をしていました。実用的ではないので、博覧会に出展するために制作されたものだと思いますが、こんなデザインの椅子が部屋にあったら日常を楽しめそうなデザインでした。

後、モリスのタペストリーは伝統手法で織られたもののようですが、モチーフであるアカンサスの葉と組み合わせている動物と鳥もデザインに重厚感を感じて強い物語性を感じました。<森>という作品は良かったです。

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ウィリアム・モリス、ジョン・ヘンリー・ダール、フィリップ・ウェッブ
タペストリー「森」1887年 ヴィクトリア&アルバート美術館蔵


初日ということで、ヴィクトリア&アルバート美術館の学芸員のルパート・フォクナー氏の講演会が催されていたので参加しました。「三国荘の再発見」
三国荘とは、昭和初期に中流階級の新しい生活様式を提示した建物で、その内装は先にイギリスのヴィクトリア&アルバート美術館で展覧会が行われて高い評価を得ているようです。イギリスのアーツ&クラフツ運動に影響を受けています。

4月5日まで開催されています。

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by sora_atmosphere | 2009-01-31 22:23 | 展覧会/Exhibition

北欧のアイスホテル

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(C)ICE HOTEL

私が旅をする時は、大抵チープな宿に宿泊します。私の旅は、とにかく移動が多いので(短い時間に一息に回るため)、休息場所としての利用するような感じなのでどうも値段が張る宿は勿体ないというよりくつろぎ過ぎてしまうような気がして、旅のロマンというのが壊れてしまうような感じがするのです。
とはいえチープといっても、部屋は綺麗な宿もあるし、家庭的な感じや、安心感があるのでリーズナブルな宿はいいものです。しかし、一度は訪れたい興味がある宿というものの存在も気になります。それは北欧にあるこの、アイスホテル

場所は、スウェーデンの北部、北極圏にある町キールナの郊外ユッカスヤルヴィにあります。冬のシーズンだけ毎年アイスホテルはオープンして、暖かくなる春には、氷が溶けて、トルネ川へと帰っていきます。ある意味ではとてもエコロジカルなホテルです。
毎年、造るので年ごとにデザインも違うようです。今年のデザインは、サイトでも見ることが出来るようです。どうやらデザイナーがたくさんいるようですね(日本人のデザイナーもいました)。さすが北欧という感じです。上の写真は、Japan 323という部屋のようです。

私は、夏のシーズンにキールナ行きの列車に乗ったことがあります。ダーラナ地方の幾つかの町に立ち寄って、ウプサラから、白夜(沈まない太陽)を見るためイエルバーレという町に向かいました。キールナより少し手前の場所に位置します。この町は、夏は日が沈みません。ストックホルムは、夜中の12時には日が沈みましたが、深夜でも明るかったので不思議な感じがしました。逆に冬は太陽が出ないのでしょうから(でても僅かな時間だと思いますので)、生活の仕方にも工夫があるのでしょうね。

北欧では、まだラップランドに行ったことがなく、とても関心を持っているのですが、いつか行くことが出来ればいいなと思います。いまはこれからの制作予定などがありなかなか機会が持てない気もしますが。ちなみにラップランドも1996年世界遺産に登録されています(今までの予備知識として)。

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by sora_atmosphere | 2009-01-29 23:40 | 旅/Travel

国立西洋美術館、世界遺産目指して

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(C)geijyutu shincyo

先日「西洋美術館本館の建築は世界遺産に推薦されている」と書きましたが、現在発売中の芸術新潮でも取り上げられていました。
「なるか、世界遺産 国立西洋美術館のすべて」

国立西洋美術館本館は、日本で唯一フランスの建築家、ル・コルビジェが設計した建物で、設立してから50年になるそうです。西洋美術館には時々企画展を見に行くので、世界遺産に認定されたら嬉しいことだなと感じています。

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by sora_atmosphere | 2009-01-27 23:08 | ニュース/News

PAPER PRODUCTS&DESIGNの栞

f0053506_15365958.jpgチェコのトシェビーチに行った時、スクエアにある書店で購入した栞なのですが、中央に絵がプレスされています。何の絵か分からないのですが、古代ローマの建築物のようです。

この栞はネットでも購入できるようです。

私は、海外に行くと一番買ってしまうのはポストカードやこういった文具系のものです。ロッカー(ベトナム産の小さなピンクのロッカーが部屋においてあります)の整理をしていたら出てきました。



PAPER PRODUCTS&DESIGN
(チェコ語)



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by sora_atmosphere | 2009-01-25 15:45 | 日記/Life

世界遺産への旅 ヨーロッパ続編

前回の続きです。


エストニア共和国

○タリン歴史地区(旧市街)/文化遺産(1997,2008年登録)

一人で北欧を縦断する旅をしていた時、フィンランドのヘルシンキから船で行きました。バルト三国(エストニア,ラトビア,リトアニア)の一つで、ロシアから独立した国です。旅のときのエピソードはこちらへ。

フィンランド共和国

○ラウマ旧市街/文化遺産(1991年登録)

ラウマには、木造建築が並ぶ住居が立ち並んでいます。ここが、世界遺産に認定されている区域です。私はこのとき、スウェーデンからフィンランドに入る旅をしていたので、フィンランドの北からヘルシンキに向けてさまざまな場所に立ち寄りました。
ここでは、あるギャラリーに入って、絵本作家のにアトリエにお邪魔しました。
一緒に展望台に連れていってくれて、ラウマの景色を上から眺めたことが印象に残っています。

○スオメンリンナの要塞群/文化遺産(1991年登録)

ここも北欧横断の旅で立ち寄った場所の一つで、島の上にある海防要塞です。
17世紀に、スウェーデン=フィンランドは、ロシア帝国に対する守りのためにこの要塞を建造しました。その資料の展示などもあり、なかなか興味深かったことを覚えています。

○ペタヤヴェシの古い教会/文化遺産 (1994年登録)

ここも北欧縦断の旅のときに立ち寄った場所ですが、ここには行ってみたくて、フィンランドの旅の途中に行き方を調べました。列車の停車駅ユバスキュラというところから乗り換えてペタヤヴェシという駅で降ります。周りはフィンランドの森に覆われていて、ここに訪れたときは、私のイメージしていたとおりの精神的に落ち着いて、木立が綺麗な北欧の森の存在を確認することが出来ました。
17世紀に建てられた木造建築の教会で、内部には天使の木像があちこちにあるのが印象的です。
教会の場所がどこにあるのか分からず、結婚式を挙げていた教会で参加していた人に場所を聞いたら、車で連れていってくれてたどり着くことができました。
ここは交通の便が悪く、この日は別の場所で宿泊する予定だったので、教会を見てすぐに移動したのですが、もう一度行きたいぐらい気にいった場所の一つです。でも行きかたを覚えていないのですが。

チェコ共和国

○プラハ歴史地区/文化遺産(1992年登録)

プラハは、中世の町並みがところ狭しとあり、美しい町だと思います。
プラハには2回行ったことがあるのですが、2回目に行ったときは、プラハの芸術大学にコンタクトを取って足を運びました。今でもプラハの芸術大学で学びたい気持ちは残っています。
チェコには、たくさんの興味ある写真家がいて、また写真集も古書店に行くと色々あって、旅の最中に立ち読みをしていました。クーデルカなどが有名ですが、ちょうどjosesovの展覧会をやっていて鑑賞しました。日本でも大判の写真集が出ているのですが、私が展覧会で見たシリーズは載っていなかったかなと思います。部屋にはそのとき買ったポストカードを飾っています。

○トジェビーチのユダヤ人街とプロコピウス聖堂/文化遺産(2003年登録)

ユヤダ人居住区、ヨーロッパで唯一当時の趣のまま残されているゲットーです。
キリスト教とユダヤ教が共存している場所でもあります。
現在は、居住区にはユダヤ人は住んでいませんが、住民は住んでいます。私はここに5日間滞在をして写真を撮っていたのですが、住民に声をかけられて大量の写真を私に見せてくれました。その老人は恐らく若い頃はアーティストだったのでしょう。造形が写っているプリントしたモノクロの写真を一枚私にくれました。その写真は額に入れて大切に部屋に飾っています。
ここの写真はこのブログにも載せていて、グループ展でも発表したし、雑誌にも載り、賞も貰いました。しかしまだまだこの作品へのオマージュの旅は継続中です。

ドイツ連邦共和国

○ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島)/文化遺産(1999年登録)

ドイツの世界遺産は行ったことがないな、と思っていたのですがここ博物館島には行きました。5館の博物館があるのですが、元々は住居を改装したようです。第二次世界大戦のさいにコレクションを移動させました。旧博物館が一番古いということですが、ここには行ってません。古代ローマ、オリエントの展示があるペルガモン博物館に行ったのですが、滞在がちょうどドイツの祝日にあたってしまって、中には入ったものの長蛇の列で、入場することはできませんでした。

ドイツは、バウハウスにも行ってみたいなと思います。

オーストリア共和国

○ウィーン歴史地区/文化遺産(2001年登録)

ウィーンは、当時チェコに行くためのエスカレーションとして滞在しました。
訪れて良かったと感じるのは、オーストリア芸術に触れることが出来たからです。
マン・レイの造形やアンディー・ウオーホルのシルクスクリーンがあたりまえのように堂々と展示されているし、日本でもよく目にするようになった写真家ジェフ・ウォールの展覧会が開催されていたり、とにかく素晴らしい作品、これから名が知れるような、知れたアーティストの作品をたくさん見ることができます。こういう国での美術の勉強にも興味が湧きます。

ポーランド共和国

○クラクフ歴史地区/文化遺産(1978年登録)

オシフィエンチム(アウシュヴィッツ)へのエスカレーションとして訪れたのですが、古都が好きな私にとっては行きたかった場所です。かつてのユダヤ人居住区、カジミエシュ地区があったり、シナゴーグも残されています。中央広場にある教会の内部も素晴らしかったです。スピルバーグの映画「シンドラーのリスト」のシンドラー工場にも行きました。このときの旅は昨年なのでこのブログでも書いています。

○アウシュヴィッツ-ビルケナウ ナチスドイツ強制絶滅収容所(1940-1945)/文化遺産(1979年登録)

ここに行けたことは、何か私にとっての誇りのように感じます。なぜなら、10年来ずっと行きたかったのだけれど、行くことは出来ないと思っていたからです。またずっと興味を持っていたことも幸いしました。このときのこともこのブログに書いています。

○ワルシャワ歴史地区/文化遺産(1980年登録)

ポーランドは、かつてロシアとドイツの占領化におかれた国でもあるけれど、逞しく生き抜いてきた人々の姿を街からも感じることが出来ます。
それは、歴史地区で第二次世界大戦のときに、ドイツ軍によって廃墟となった旧市街を再び元の姿に蘇らせたからです。建物の建築や装飾も全て再現しているのです。この精神を学ばなければならないと感じます。



以上。

長くなりましたが、私が今まで訪れたことのある世界遺産を書いてみました。
2009年現在までで、ヨーロッパ17か所、日本6か所、オセアニア2か所、計25か所。878か所あるなかでなので、本当に極々少数という感じです。これも行きたいという場所が偶然世界遺産だったというだけで(やはり興味は尽きないけれど)、特別「世界遺産に行こう!」と意識しているわけではありません。やはり文化遺産が多いですが、それもやはり国が背負ってきた歴史に興味があったり、古さや情緒など感じられる場所に行くことにさまざまな発見があるような気がしてなりません。

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by sora_atmosphere | 2009-01-25 15:02 | 旅/Travel

世界遺産への旅 ヨーロッパ編

前回から書いているのですが、いままで過去に訪れたことのある世界遺産について書いています。最後にヨーロッパ編。

昨日書いた、日本の暫定リストに載っているという「国立西洋美術館本館 」なのですが、今日アーツ&クラフツ展の鑑賞に西洋美術館の前を通ったのですが、世界遺産認定の推薦を受けているという看板が張られていました。そういえば、以前も上野の美術館に行った時、公園にフランスの3色の国旗の色を象ったフラッグをあちこちで目にしたような気がしました。今年はフランスとの交流なのか、分からないのですがいつか世界遺産になる日がくるのではないかと思います。


フランス共和国

○パリのセーヌ河岸/文化遺産(1991年登録)

ヨーロッパに初めて訪れたのは、12年前で真冬の寒い時期でした。
セーヌ川ディナークルーズというのに参加をして、セーヌ川を優雅に船に乗りながら食事をしました。最初で最後の旅の贅沢。実はこのときは、2回目の海外で「個人ツアー」で行ったのでセットになっていました。個人でも申し込んだ人に聞いたら(その人と食事をしたのだけれど)、高いオプションだということでした。なのでとても贅沢です。初めてのパリでは、ずっと美術館を一人で回っていました。ルーヴルやオルセー、ダリ美術館とか、とにかく絵画の本物を見たかったので、短い時間を一気に駆け巡っていた旅でした。

○ランスのノートル-ダム大聖堂、サン-レミ旧大修道院及びト宮殿/文化遺産 (1991年登録)

ひとくくりになっていますが、私が見たのはノートルダム大聖堂です。
あのとき、何故内部を見なかったのかな、と思うと確か工事中で見れなかったんだと思います。ファサードが特に印象的で、そのときスナップで撮った写真が残っています。
このときは、一人で行ったのだけれど、個人ツアーということもあり特別世界遺産を重視していたわけではないのでいまの時点ではフランスはパリの2か所だけです。
このとき、英国ロンドンも一緒に回ったのですが、ロンドンの世界遺産には訪れていませんでした。

スウェーデン王国

○ドロットニングホルムの王領地/文化遺産 (1991年登録)

ドロットニングホルムは、ストックホルムから船に乗ります。
ストックホルム郊外の小島にある離宮です。
「北欧のヴェルサイユ宮殿」といわれているだけあって、内部の装飾が豪華でした。建築はバロック様式です。個人で行ったのですが、訪れた深い理由は特にありません。周辺の庭がとにかく広くて、のどかで平和でした。

○スクーグシュルコゴーデン/文化遺産(1994年登録)

ここには行ってみたくて、2度目のストックホルム訪問のときに訪れました。ストックホルム中央駅から、15〜30分くらい列車に乗ったところで、駅名もスクーグシュルコゴーデンです(曖昧で申し訳ないのですが)。
当時無名の若き建築家2人の設計による、森林墓地です。
「北欧人にとって精神的な故郷といえる「森」へ還って行く人間の運命を、直感的に悟らせるような建築表現」(ウィキペディアより)という精神が伝わるような、墓地という暗く湿った印象を感じさせない解放されたような場所でした。また訪れたい場所です。

○エーランド島南部の農業景観/文化遺産(2000年登録)

エーランド島は、スウェーデン人の私の友人の両親が住んでいて誘われていきました。
歴史や背景など、ほとんど調べずに行ったのですが、あとで調べると歴史的にも自然的にも大変興味深い場所でした。ワイエスが描くような自然。不毛の地といわれているほどの平地が広がっていて、敷地内には羊や牛が放し飼いになっています。
もう少しきちんと調べていたら、作品が作れたと思います。チェコがメインの旅だったので仕様がないのですが。

○ファールンの大銅山地域/文化遺産 (2001年登録)

一人で北欧を縦断している時に訪れたファールンの町は、かつて大銅山という銅の産業で栄えた町とされていました。その洞窟のような銅山は、ガイド付き(スウェーデン語)で参加したのですが、なかなか見られないような光景だったことを覚えています。訪れたのが、世界遺産が登録される前の2000年という9年前だったので、ずいぶん前のことです。

昨年訪れた、デンマーク王国は、世界遺産には訪れていませんでした。短いデンマーク滞在期間中ロスキレに訪れるか、オーデンセに訪れるか考えた末、アンデルセンの生誕地であるオーデンセにしたので、行くことが出来ませんでした。
ノルウェー王国も世界遺産は訪れていません。
オランダ王国の世界遺産も訪れていません。


長くなってしまったので、フィンランド、チェコ、ドイツ、ポーランド、オーストリアの世界遺産は次回に書きます。

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by sora_atmosphere | 2009-01-25 00:21 | 旅/Travel

世界遺産への旅 日本編

前回から、自分が訪れたことがある世界遺産をあげてみようと「世界遺産への旅」と題して書いています。今回は日本編を書きたいと思います(ヨーロッパが一番多いのでそれは後でにして。分けて書くかもしれませんが)。個人的に自らが訪れるということが基本となっています。

なぜ、世界遺産へ訪れることに興味を持っているのかというと、それは歴史と関連があるし、過去の記憶を残している場所として、私なりに関心を持っている、ぜひ訪れて自分の目で肌で感じたいという気持ちがあるからです。

日本には、登録されている場所が2009年現在で、14ヶ所あるのですが、そのほかに暫定リストというものがあって、それに掲載されている場所も9ヶ所あるようです。そのなかには、「富士山」や「国立西洋美術館本館」、「小笠原諸島」などがあります。

国立西洋美術館本館の建物は、建築家ル・コルビュジエが設計した建築であるから、価値があるようです。前置きが長くなりましたが、以下に行ったことがある場所を書きます。

○法隆寺地域の仏教建造物/文化遺産(1993年登録)

ここは、もしかしたら訪れていないかもしれないのですが、奈良のお寺を母と回ったときがありました。母が仏像に関心を持っているので(私はそうでもないのですが)。なので、奈良はどちらかというと、付き添いで行ったということになります。
法隆寺金堂、五重塔を始めとする建築物となっているので、恐らく訪れた可能性があるので入れました。

○古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)/文化遺産(1994年登録)

京都はお寺が世界遺産なようです。
清水寺、地主神社、高山寺、龍安寺、西本願寺など、京都では個展を2回開いたことあるので、滞在期によく一人で回りました。私はお寺のふすま絵を見るのが好きです。

○原爆ドーム/文化遺産(1996年登録)

唯一日本に存在する「負の遺産」は一番行きたかった場所です。
個人的に行きました。6×6のカメラで初めて旅をした場所です。
広島にはもう一度行きたくて、今度は「原爆の日」の日に行きたいと思っています。

○古都奈良の文化財/文化遺産(1998年登録)

奈良はお寺が立派だなと、初めて行った時に感心させられました。
東大寺の仏像は有名ですが、よく写真では見ることが多いですが、本物の迫力はやはり作った人に感心させられるという思いでした。唐招提寺には行ったことがありませんが、ルシャナブツという大きな仏像は、東京で展示されたとき仕事で毎日見ていたので印象的です。

○日光の社寺/文化遺産(1999年登録)

恐らく、学生の時に行きました。
所謂、誰もが強制的行かされる修学旅行で。
個人的には行ってことはないので、印象に残っていません。

○紀伊山地の霊場と参詣道/文化遺産(2004年登録)

熊野は、この中で一番行った時期が最近です。
一人で熊野古道をカメラを背負って歩く人は、多分少ないと思います。
しかも年末年始に。なんとなく修行をしている気持ちになりました。
熊野古道を歩きながら、熊野川、熊野速玉大社、那智大滝、七里御浜、花の窟と宿泊しながら回ったのですが、花の窟が印象的でした。
自然を神と崇める、「自然崇拝」の日本人の心というのがじわじわと感じた場所です。
巨大な岩が「御神体」であるのですが、この岩は凄く何かを感じました。
熊野はとても不思議な感覚にとらわれました。
またここも訪れたい場所です。


「歴史そこにあり」という感じですが、普段は東京に住んでいるだけに、このような場所に対して有り難みを感じます。
古いものや歴史あるものが、そのまま残されているという形に対して、私なりの特殊な神秘性を感じます。

行きたいという場所が、「世界遺産」ということが多いのですが、どうも私は、旅をしたい、修行をしないという衝動に無性に駆られるときがあって、それが我慢が出来ない状態になるまで追い詰められるときがあるのです。なので、そのときには、自分の時間を贅沢に過ごします。贅沢というのは、「写真漬け」という時間です。日常を忘れて没頭できるときというのが、やはり旅の醍醐味だと思います。

次に書くときは、ヨーロッパ編です。

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by sora_atmosphere | 2009-01-24 00:39 | 旅/Travel

ミツバチのささやき/エル・スール 再上映

f0053506_23183257.jpgスペインの巨匠ビクトル・エリセ監督作品が、ニュープリントで再上映です。

この映画、年始にビデオを借りて見ましたが、映画館でもう一度見たい。







『ミツバチのささやき』

ビクトル・エリセ監督の記念すべき長篇第一作。撮影はフランコ独裁政権時代の1973年に行われた。繊細な感性と、純粋極まりない簡潔さの映像と音が綴る、1940年代カスティーリャ地方の小さな村の、内戦に敗れた養蜂家の物語。巡回上映で『フランケンシュタイン』を観た少女アナが、姉イサベルのフランケンシュタインは現実にいる、<ソイ・アナ(私はアナよ)>と呼びかければいつでも出てきてくれるという話を信じて、探し始める…。
アナ・トレントのつぶらな瞳がフランケンシュタインを見つめ、呼びかけに応じるように現れた内戦の兵士にリンゴをさしだす場面など、数々の忘れえぬシーンから、ラストでは一挙に映画館でしか味わえぬ、神秘的な光の横溢に昇華する。
(HPレビューより)

監督+原案:ビクトル・エリセ/音楽:ルイス・デ・パブロ/出演:アナ・トレント、イサベル・テリェリア、フェルナンド・フェルナン・ゴメス


『エル・スール』

『ミツバチのささやき』から10年、生まれ故郷アンダルシアを捨てて活きる主人公の父(オメロ・アントヌッティ)の、南=エル・スールへの断ちがたい想いを、娘の目を通じて描く。エリセ夫人のアデライダ・ガルシア=モラレスが書いた小説が原作。冒頭、窓の外の光が明るんでいく父の家出の場面をはじめ、8歳の少女エストレリャが水源の位置を振り子で当てる父に従う場面や、父がカフェで手紙を読んでいるのを、窓の外から見つめる場面、15歳に成長するワンシーンの秋の見事なシーンがわりや、アンダルシアの幻想の場面など、息をのむ美しさで物語が展開する。
(HPレビューより)

監督+脚本:ビクトル・エリセ/撮影:ホセ=ルイス・アルカイネ
出演:オメロ・アントヌッティ、ソンソレス・アラングーレン、イシアル・ボリャン



2009.1/24〜2/13
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ソクーロフの新作も上映されるようですが、これも気になります。

※「世界遺産への旅」は次回に書きます。

追伸:自分なりに読みにくいということがありスキンを変えました。
    春まではこのスキンで続ける予定です。

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by sora_atmosphere | 2009-01-21 23:30 | 映画/Cinema

世界遺産への旅

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毎週日曜日6時からTBSで放送されている番組、THE 世界遺産を時々見ています。この番組は、確か夜11時からという遅い時間に放送されていたのですが、気が付いたら変わっていました。この時間帯の方が見やすいように思えますが。

先週と今週の2回に分けて放送されていた「超時空スペシャル」を見ていたら、ふと「私は今までどれだけの世界遺産を見にいったのだろう」ということをふと思い出して、このブログに書いてみようかなと思いました。

まず世界遺産について。
世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から引き継がれた貴重なたからものです。文化財や自然環境などがあります。環境汚染により危機にさらされているものが多いが、国境を越え今日に生きる世界のすべての人びとが共有し、次の世代に受け継いでいくべきものという理由から、世界遺産として守られているのです。

2008年7月現在で、文化遺産679、自然遺産174、複合遺産25(合計878)が登録されています。

(以上、社団法人日本ユネスコ協会連盟のHPより参照)


オセアニア、アメリカ編

まず、私が初めて海外に行ったのはオーストラリア。

○シドニー・オペラハウス/文化遺産(2007年登録)
 驚いたのが、オペラハウスが文化遺産になったということ。私はここでコンテンポラリーダンスを見ました。ちなみに初めて海外で見た舞台です。

○ウルル-カタ・ジュタ国立公園/複合遺産(1987,1994年登録)
 ウルルにはアボリジニの聖地であるエアーズ・ロックがあります。この旅の目的はここに来ることでした。一枚岩に登りました。

残念ながらグレート・バリア・リーフには訪れていません。飛行機の機内、空の上から眺めたことを覚えています。この旅は、13年前になります。


アメリカ編と書きましたが、残念ながらアメリカの世界遺産は訪れたことがありません。当時(12年前くらい)留学していた友人を訪ねて、ネブラスカ州に行きました。ちなみにそこから一人で、ニューメキシコ州にあるサンタフェに長距離列車で一週間くらいかけて旅しました。サンタフェに行きたかった理由は、人生において敬愛する画家ジョージア・オキーフが生活していた場所だからです。オキーフの家に行くことは出来ませんでしたが(ダウンタウンから車で行かなければならない場所にあったため)。
アメリカの世界遺産で行ってみたいと思うのは、グランド・キャニオン国立公園です。恐らく行くことはないと思いますが。


今日はここまで。
次回、日本編、ヨーロッパ編と続きます。
(アジアには行ったことがないので、アジア編はありません)

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by sora_atmosphere | 2009-01-20 23:49 | 旅/Travel

アンドリュー・ワイエス、死去。

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昨年暮れに、アメリカの画家アンドリュー・ワイエスの展覧会を見にいったことをここに書いたのですが、その画家が、今月16日に亡くなったというニュースを知りました。91歳。かなりショックです。

ワイエスの絵に対する精神性に興味を抱いて、昨年の展覧会でその意味を知っただけに、かなり残念です。歳を重ねても絵を描くことに対する精神は消えなかったという、最早遺作となってしまった絵画の魂は消えることはないと思います。

ここにご冥福をお祈りして。

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by sora_atmosphere | 2009-01-19 21:14 | ニュース/News