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白バラの祈り

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 白いバラとは、第二次世界大戦中にドイツで行われていた、反ナチス運動を訴える非暴力主義者のこと。そのリーダー的存在であった、ハンス・ショルと、妹である紅一点、ゾフィー・ショルと他のミュンヘン大学の学生3人がメンバーになり、スターリングラードの戦いの敗戦を予感してリースレットを作り、南ドイツなどに送った。
 大学に配布をした所、その行動がばれ、2人はゲシュタポに連れていかれてしまう。


 「白バラの祈り」は、ゾフィー・ショルが連行されてから、わずか5日間の間に判決が下り、処刑されるまでを描いた映画。顧問官モーア(アレクサンダー・ヘルト
)によるゾフィー(ユリア・イェシチ)への尋問のシーンが見所です。





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 ユリア・イェシチは、「ベルリン、ぼくらの革命」(写真中央)にも出演しています。印象が全然違いますが。顧問官もそうですが、ゾフィーの演技は素晴らしかった。かなり引き付けられました。

49日かける裁判をなぜ一日で終わらせたかったのか
ヒトラーが隠したかったものとは何か

 21歳にして自分の命よりも、仲間や正義を守り続けたゾフィーはとても強い存在です。訴えたとおりの結末でドイツは敗戦、ヒトラー政権は幕を閉じますが、この命を決して無駄なものにはしないで欲しいと強く感じます。観ること必須の作品だと思います。「ナポラ」や「戦場のアリア」も私は観たい。

 白バラに関係した書籍は、多く出版されているようなので読んでみようと思います。ナチス関係はかなり読んでいるけれど、深読みするとかなり精神的に参ってしまうので(感情移入が激しいので)、最近はほどほどにしている私です。こういう感動的なヒューマンものはいいのですが。

Sora


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by sora_atmosphere | 2007-11-14 20:34 | 映画/Cinema