人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Drコトー診療所2006>木曜日22:00〜フジテレビ

 ドラマはあまり見ない私ですが、唯一気になっているものがあります。それは、「Drコトー診療所2006」です。

 2003年に、連続ドラマとして初めて放映し、その後2004年には、スペシャル番組として、2夜連続放映しました。私が見たのは2004年のスペシャル番組の時。

 沖縄県の与那国(最果ての南の島)志木那島を舞台に、吉岡秀隆演じる医師、“コトー”こと五島健助とその島に住む人々との触れ合い、命の尊さや離島医療の現状などをを描くヒューマンドラマ。その内容のとおりに、毎週さまざまな問題にぶつかります。

 2006年には、新シリーズとしてスタートし、その後の展開を描いています。所々出てくる回想記は、以前に放映した中からのもので、今まで見ていない人にも人物背景が分かるように構成されています。

 先週、11月29日で第8話中盤を終え、いよいよ後盤へ。今週は、第9話。
新シリーズでは、コトーの女医を務める柴崎コウの後がまとして入った、蒼井優が結婚していたという展開に。さすがに、ドラマとしての内容ですが。

 私は先週の放送で、コトー先生が診療し、確認した癌が末期ということが判明した島の患者が、薬を投与することですっかり転移が消えていたことが次第に分かり始め、「末期とは何だろう」と悩むことに考えさせられました。
 医療に関しては分からないですが、よく癌には、陰性と陽性があると聞きます(陰性が治らないもので、陽性が治る可能性があるもの)。そうではない、人間の直す力についてを考えさせられるのです。人には、病気を治す力誰しもが持っていて、その器量が大きければ大きいほど、医者にも分からない潜在的な力が働くのです。果たしてその力が働いたのかどうか。それは、振り返って元気な姿を見るコトー先生の姿から、視聴者の回想に任されますが。

 ドラマの中では、コトー先生の医者としての、いつも抱えている気持ちの上での迷いや不安を意味しているとは思いますが、それを強く感じた話しでもありました。

 2003年からの放映は見ていないので、見てみたい。今の現代には感動を覚えるドラマ。吉岡くんの適役ともいえる演技も必見ですが。また、舞台とされている最果ての島の風景も気持ちがいいです。

Sora

こちらのファンサイトには、島の人へのリポート記事などの紹介もあります。
Drコトー診療所ファンサイト コトー先生のカルテ


人気blogランキングへ
気になった方はクリックをお願いします

by sora_atmosphere | 2006-12-02 17:56 | 日記/Life