世界遺産への旅 ヨーロッパ続編

前回の続きです。


エストニア共和国

○タリン歴史地区(旧市街)/文化遺産(1997,2008年登録)

一人で北欧を縦断する旅をしていた時、フィンランドのヘルシンキから船で行きました。バルト三国(エストニア,ラトビア,リトアニア)の一つで、ロシアから独立した国です。旅のときのエピソードはこちらへ。

フィンランド共和国

○ラウマ旧市街/文化遺産(1991年登録)

ラウマには、木造建築が並ぶ住居が立ち並んでいます。ここが、世界遺産に認定されている区域です。私はこのとき、スウェーデンからフィンランドに入る旅をしていたので、フィンランドの北からヘルシンキに向けてさまざまな場所に立ち寄りました。
ここでは、あるギャラリーに入って、絵本作家のにアトリエにお邪魔しました。
一緒に展望台に連れていってくれて、ラウマの景色を上から眺めたことが印象に残っています。

○スオメンリンナの要塞群/文化遺産(1991年登録)

ここも北欧横断の旅で立ち寄った場所の一つで、島の上にある海防要塞です。
17世紀に、スウェーデン=フィンランドは、ロシア帝国に対する守りのためにこの要塞を建造しました。その資料の展示などもあり、なかなか興味深かったことを覚えています。

○ペタヤヴェシの古い教会/文化遺産 (1994年登録)

ここも北欧縦断の旅のときに立ち寄った場所ですが、ここには行ってみたくて、フィンランドの旅の途中に行き方を調べました。列車の停車駅ユバスキュラというところから乗り換えてペタヤヴェシという駅で降ります。周りはフィンランドの森に覆われていて、ここに訪れたときは、私のイメージしていたとおりの精神的に落ち着いて、木立が綺麗な北欧の森の存在を確認することが出来ました。
17世紀に建てられた木造建築の教会で、内部には天使の木像があちこちにあるのが印象的です。
教会の場所がどこにあるのか分からず、結婚式を挙げていた教会で参加していた人に場所を聞いたら、車で連れていってくれてたどり着くことができました。
ここは交通の便が悪く、この日は別の場所で宿泊する予定だったので、教会を見てすぐに移動したのですが、もう一度行きたいぐらい気にいった場所の一つです。でも行きかたを覚えていないのですが。

チェコ共和国

○プラハ歴史地区/文化遺産(1992年登録)

プラハは、中世の町並みがところ狭しとあり、美しい町だと思います。
プラハには2回行ったことがあるのですが、2回目に行ったときは、プラハの芸術大学にコンタクトを取って足を運びました。今でもプラハの芸術大学で学びたい気持ちは残っています。
チェコには、たくさんの興味ある写真家がいて、また写真集も古書店に行くと色々あって、旅の最中に立ち読みをしていました。クーデルカなどが有名ですが、ちょうどjosesovの展覧会をやっていて鑑賞しました。日本でも大判の写真集が出ているのですが、私が展覧会で見たシリーズは載っていなかったかなと思います。部屋にはそのとき買ったポストカードを飾っています。

○トジェビーチのユダヤ人街とプロコピウス聖堂/文化遺産(2003年登録)

ユヤダ人居住区、ヨーロッパで唯一当時の趣のまま残されているゲットーです。
キリスト教とユダヤ教が共存している場所でもあります。
現在は、居住区にはユダヤ人は住んでいませんが、住民は住んでいます。私はここに5日間滞在をして写真を撮っていたのですが、住民に声をかけられて大量の写真を私に見せてくれました。その老人は恐らく若い頃はアーティストだったのでしょう。造形が写っているプリントしたモノクロの写真を一枚私にくれました。その写真は額に入れて大切に部屋に飾っています。
ここの写真はこのブログにも載せていて、グループ展でも発表したし、雑誌にも載り、賞も貰いました。しかしまだまだこの作品へのオマージュの旅は継続中です。

ドイツ連邦共和国

○ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島)/文化遺産(1999年登録)

ドイツの世界遺産は行ったことがないな、と思っていたのですがここ博物館島には行きました。5館の博物館があるのですが、元々は住居を改装したようです。第二次世界大戦のさいにコレクションを移動させました。旧博物館が一番古いということですが、ここには行ってません。古代ローマ、オリエントの展示があるペルガモン博物館に行ったのですが、滞在がちょうどドイツの祝日にあたってしまって、中には入ったものの長蛇の列で、入場することはできませんでした。

ドイツは、バウハウスにも行ってみたいなと思います。

オーストリア共和国

○ウィーン歴史地区/文化遺産(2001年登録)

ウィーンは、当時チェコに行くためのエスカレーションとして滞在しました。
訪れて良かったと感じるのは、オーストリア芸術に触れることが出来たからです。
マン・レイの造形やアンディー・ウオーホルのシルクスクリーンがあたりまえのように堂々と展示されているし、日本でもよく目にするようになった写真家ジェフ・ウォールの展覧会が開催されていたり、とにかく素晴らしい作品、これから名が知れるような、知れたアーティストの作品をたくさん見ることができます。こういう国での美術の勉強にも興味が湧きます。

ポーランド共和国

○クラクフ歴史地区/文化遺産(1978年登録)

オシフィエンチム(アウシュヴィッツ)へのエスカレーションとして訪れたのですが、古都が好きな私にとっては行きたかった場所です。かつてのユダヤ人居住区、カジミエシュ地区があったり、シナゴーグも残されています。中央広場にある教会の内部も素晴らしかったです。スピルバーグの映画「シンドラーのリスト」のシンドラー工場にも行きました。このときの旅は昨年なのでこのブログでも書いています。

○アウシュヴィッツ-ビルケナウ ナチスドイツ強制絶滅収容所(1940-1945)/文化遺産(1979年登録)

ここに行けたことは、何か私にとっての誇りのように感じます。なぜなら、10年来ずっと行きたかったのだけれど、行くことは出来ないと思っていたからです。またずっと興味を持っていたことも幸いしました。このときのこともこのブログに書いています。

○ワルシャワ歴史地区/文化遺産(1980年登録)

ポーランドは、かつてロシアとドイツの占領化におかれた国でもあるけれど、逞しく生き抜いてきた人々の姿を街からも感じることが出来ます。
それは、歴史地区で第二次世界大戦のときに、ドイツ軍によって廃墟となった旧市街を再び元の姿に蘇らせたからです。建物の建築や装飾も全て再現しているのです。この精神を学ばなければならないと感じます。



以上。

長くなりましたが、私が今まで訪れたことのある世界遺産を書いてみました。
2009年現在までで、ヨーロッパ17か所、日本6か所、オセアニア2か所、計25か所。878か所あるなかでなので、本当に極々少数という感じです。これも行きたいという場所が偶然世界遺産だったというだけで(やはり興味は尽きないけれど)、特別「世界遺産に行こう!」と意識しているわけではありません。やはり文化遺産が多いですが、それもやはり国が背負ってきた歴史に興味があったり、古さや情緒など感じられる場所に行くことにさまざまな発見があるような気がしてなりません。

Sora


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by sora_atmosphere | 2009-01-25 15:02 | 旅/Travel