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ザ・ムーン

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この映画は見たいと豪語していた前回の記事に従い、見てきました。「ザ・ムーン」。主に夜や深夜に上映していたのでなかなか行くタイミングを逃していたのですが、公開終了間近ということもあり行ってきました。今日で終了かもしれないのですが。
私が影響を受けた写真集、「FULL MOON」の資料を参考に書いています。

アポロ計画ミッションは、ケネディ大統領の強い意志を引き継いで行われたものですが、アポロ7号が月に旅立ったのが、1968年10月11日〜22日。このときは地球周回軌道をして終わっています。映画の中では確か、9号が登場して、やはり地球周回軌道をテストしています。私はそのときの映像で印象が残ったのが、エンジンが切り離されて周遊しているときに飛行士が見た地球の映像です。
私たち人間が住む地球を見て、美しさを聖書の言葉から引用していました。

そして、初めて月面着陸をしたアポロ11号の映像。1969年の映像です。
私の記憶では、小学生の時に新聞で月面着陸のニュースを見た憶えがあったのですが、私が生まれる前の出来事でした。
アポロ計画に参加した宇宙飛行士たちが語る月への旅立ちや到着したときの証言は、しばし興奮していて、まるで自分が月へと旅したような気持ちになります。悲劇や苦労も語っていました。映画でのなかでは、選ばれた宇宙飛行士を「普通の人々が」というような表現を使っていたのが印象的でした。一晩で英雄になった人々の人生は、「宇宙への旅人」の人生だったのでしょう。決して楽なものではなかった「旅」の話は、特別なものでした。

地球というのは、とにかく偶然ができた産物なのでしょう。軌道がズレていれば、火星や木星のように生き物が住めない不毛の地に成り得ただろうし、そういうことを考えているとなんだか地球で生活していることがとても贅沢なように思えます。月は不毛で、確かに神秘的ではあるけれど恐怖を感じるような印象だったので。
とはいえ、夢心地に浸っていられないもの現実だなと感じますが。

一つ疑問に思ったことは、月は地球から見ると発光していますが(夜の場合)、月面は発光していなくて、どこか違う場所から光が月を照らしていました。月自体は発光しないのか不思議に思いました。

※ここに書き記したロケットの号番は映画で登場したものとは正確でないかもしれませんがご了承下さい。
 旅立った時期などの年度は正確なものです。

Sora


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by sora_atmosphere | 2009-02-13 23:37 | 映画/Cinema